昨日はアメリカがお休みだったので、マーケットはやや動意に欠けるものがあった。今週は金利会合ウィークである。日本とアメリカが終わった直後なので、市場には脱力感もある。そこでSNBは利下げを行った。再びゼ…

 FOMCでは金融政策に変更はなかった。まったくの予想通りだった。やはり不確実性が増しているという理由のせいだ。それで様子見したいという意見で一致したのだが、年内の金利動向見通しがややタカ派に変わったよう…

 日銀の金利会合では、事前の予想通りで政策金利に変更なしだった。関税問題の先行きがなお不透明というのが第一の理由だ。不透明だからといって何もしないでいいものかとも思える。関税協議が進展しても、従前の関…

 週末を過ごしても、中東情勢に大きな変化はなかった。とくに激化しなかったということが、むしろ好材料と取られてマーケット全体はリスクテークのムードが強くなった。 株価は完全にイラン攻撃の前の水準を取り戻…

 米政権から避難勧告が出ていたとはいえ、イスラエルがイランの核施設を攻撃したのにはマーケットも驚きを隠せなかった。東京オープン前の微妙な時間帯であった。日本株はSQ値の決定も控えていた。ドル円が143円台…

 昨日は中東情勢が悪化した中で、さらなるリスク回避が起こりうるのかどうかに注目が集まった。しかしイランからは核開発に関する反論が出てくるだけで、とくに軍事的脅威に関するものは出てこなかった。それで地政…

 さんざん待たされた米中協議の内容は、結果だけから見るとあんまり進展していない。レアアースの制限解除もどうやってやるのかなどの方法論にまで詰めていないし、アメリカ側からの輸出規制にしても前進していない…

 昨日もマーケットの関心は、ロンドンで行われている米中の貿易会談に集中した。しかし待っていても目立ったコメントも出てこず、結局のところ、次の日に持ち越されて３日目の会合を持つこととなった。 懸案は中国…

 昨日は経済指標などはまったくなかったが、やはり市場の関心はロンドンで行われている米中貿易交渉に移ってしまっている。トランプ大統領は「上手くいっている」としか言わないが、ここまで来るといつもそのように…

 雇用統計の結果は良かったと言えよう。そもそも関税騒動などで雇用の悪化が心配されていたところだ。就業者数の伸びもマイルドな領域におさまり、賃金インフレも大きくは見られなかった。これらを好感してマーケッ…