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• 2015年12月15日(火)01時58分

  ■LDNFIX＝ドル売り優勢、米株安でリスク回避の円買いも

  　NY午前はドル売り優勢。米長期金利は2.136％から一時2.2％手前まで持ち直したものの、その局面では欧州債金利も水準を回復していたため、ドルの下支えにならなかった。原油相場が安値から持ち直す動きに合わせ、産油国・資源国通貨も底堅さを示した。米株価が次第に軟化傾向を強め、ドル売りやリスク回避の円買いにつながった。

  　ドル売り優勢のなか、ドル円は下値を探る動きに。ダウ平均が下落幅を120ドル付近まで広げるなど、米株価が売り地合いを強めるとリスク回避の円買いも入り、11月2日以来の安値120.35円をつけた。

  　ドルは対ユーロなど欧州通貨や資源国通貨に対しても軟化した。ユーロドルは1.1049ドルと11月2日以来のユーロ高・ドル安。ECBのQEプログラムにおける債券購入ペース鈍化を伝える報道もあった。ポンドドルは3営業日ぶりの安値1.5108ドルを目先の底に下げ渋った。ドル／スイスフラン（CHF）は0.9786CHFまでCHF高。クロス円は、ユーロ円がユーロドルの上昇に連れ、132.44円から133.23円まで上昇したものの、ドル円の下落による円買いで頭打ち。ポンド円は182円半ばでいったん下げ渋ったが、結局は10月13日以来、2カ月ぶりの安値182.13円まで下落幅を広げた。CHF円は123.33円まで上昇したものの、122円後半へ反落している。

  　資源国通貨は、原油相場の持ち直しを受けて底堅さを示した。しかし産油国通貨の加ドルは失速。ドル／加ドルは1.3677加ドルの加ドル高水準を付けた後、1.37加ドル半ばまで加ドル戻り売りに。加ドル円は87.46円まで下落した。豪ドル／ドルは0.7260ドル、NZドル／ドルは0.6782ドルまで上昇。ただ、豪ドル円は87.72円まで上昇後に87円前半へ、NZドル円は81.90円から81円半ばへ円買い戻しとなった。

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• 2015年12月15日(火)00時28分

  ユーロドルは先週末や直近の高値に接近、ユーロ円も底堅さ示す

  　ユーロドルは1.1029ドルまで買われている。先週末の高値1.1031ドルの上抜けに迫った。同水準を抜けて勢いをつけ、9日高値1.1044ドルもこなせば、11月2日以来、1カ月ぶり以上の高値での推移。ユーロ円も3日以来の安値132.44円から、133.20円まで水準を回復している。

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