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2021年12月17日(金)のFXニュース(6)

  • 2021年12月17日(金)18時32分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、量的緩和の早期終了観測で買い優勢に」

    [豪ドル] 

    来週の豪ドル・円は底堅い展開か。11月雇用統計では失業率が予想以上に大きく低下し、雇用者数も大幅増となり、急回復がみられたことから、豪準備銀行(中央銀行)が来年2月会合で検討するとしている債券購入プログラムの早期打ち切り観測が豪ドル買いにつながる。12月理事会議事要旨の発表でもヒントを探る。新型コロナウイルスのオミクロン株感染動向も見極めへ。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・21日:豪準備銀行12月理事会議事要旨
    ・予想レンジ:80円50銭-82円50銭

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  • 2021年12月17日(金)18時31分
    来週のユーロ「弱含みか、ウイルス感染拡大を警戒」

    [ユーロ]

    「もみ合いか、ECBの大規模金融緩和は段階的に縮小へ」
     来週のユーロ・ドルは、もみ合いか。米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派的な政策方針を示し、ドル買い基調に振れやすい。一方、欧州中央銀行(ECB)理事会でパンデミック特別購入プログラム(PEPP)の来年3月終了が決まっており、大規模な金融緩和の段階的な縮小に向けてゆるやかに動き出すことから、リスク回避的なユーロ売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
    ・予想レンジ:1.1220ドル−1.1420ドル


    「弱含みか、ウイルス感染拡大を警戒」
     来週のユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行(ECB)はパンデミック特別購入プログラム(PEPP)の来年3月終了を決めており、金融緩和策の段階的な解除への思惑からユーロ売りは後退しそうだ。ただ、欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大で経済への影響が警戒され、ユーロ買いを抑制。一方、年末に向け株式市場で手仕舞い売りが強まれば、株安を嫌気した円買いがユーロを下押ししよう。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:127円50銭−129円50銭

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  • 2021年12月17日(金)18時30分
    来週のドル・円「重要イベント通過でリスク選好のドル買い縮小も」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は伸び悩みか。米連邦準備制度理事会(FRB)は量的緩和の縮小ペースを加速させる方針であり、この影響で長期金利が再上昇した場合、ドル買い・円売りが縮小する可能性は低いとみられる。ただ、主要中央銀行の金融政策発表などの重要イベントの通過に伴い、リスク選好的なドル買い・円売りは徐々に縮小する見通し。
     米連邦公開市場委員会(FOMC)来年の金利見通しによると、早ければ6月から3回の利上げが想定されていることがわかった。また、英中央銀行金融政策委員会(MPC)は予想外の利上げに踏み切り、欧州中央銀行(ECB)理事会はパンデミック特別購入プログラム(PEPP)の終了を決めた。ただ、英国や欧州などで新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が報告されており、英国や欧州経済に悪影響を及ぼすとの懸念が高まっている。そのため、ポンド、ユーロに対するドル買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。
     しかしながら、ドル・円に関しては114円台半ばから115円近辺の水準で顧客筋や短期筋のドル売りが増えると予想されており、新たなドル買い・円売りの材料が提供されない場合、年末前にリスク選好的なドル買い・円売りは縮小し、ドルの上値は次第に重くなる可能性がある。海外のインフレ高進の影響で日本の消費者物価は2022年半ば頃にかけて上昇する可能性があることもドル上昇を抑える一因となりそうだ。

    【米・7-9月期国内総生産(GDP)確定値】(22日発表予定)
     22日発表の米7-9月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+2.1%と、改定値から横ばいの見通し。足元で発表された経済指標は堅調な内容が目立ち、上方修正された場合、景気回復を好感した円売りが見込まれる。

    【米・11月PCEコア価格指数】(23日発表予定)
     23日発表の米11月PCEコア価格指数は、さらに上昇するか注視される。10月は+4.1%と高水準を維持しており、さらに伸びが示されればFRBによる引き締め前倒し観測からドル買い方向に振れやすい。

    ・予想レンジ:112円00銭−115円00銭

    ・12月20日-24日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(米)CB12月消費者信頼感指数 22日(水)日本時間23日午前0時発表予定
    ・予想は、110.8
     参考となる11月実績は109.5で2月以来の低水準。インフレ高進が消費者の購買動向に影響を及ぼしているようだ。12月については、供給不足などによる物価上昇が引き続き嫌気される可能性が高いため、大幅な改善は期待できない。

    ○(米)11月PCEコア価格指数 23日(木)午後10時30分発表予定
    ・予想は、前年比+4.5%
     参考となる10月実績は前年比+4.1%の高い伸びとなった。サプライチェーン問題が長期化し、人手不足の解消も困難なことから、インフレはこの先さらに上昇すると予想されている。直近の消費者物価は高い伸びを記録しており、11月のコアPCEは10月実績を上回る可能性が高い。

    ○(米)11月耐久財受注 23日(木)午後10時30分発表予定
    ・予想は、前月比+1.7%
     参考となる10月実績は前月比-0.4%。非民間航空機・同部品と軍用機・同部品が大きく落ち込み全体を押し下げた。自動車・同部品は増加。11月については、非民間航空機・同部品の受注が増加する可能性があること、10月からの反動増も予想されるため、全体的は増加する見込み。

    ○(日)11月全国消費者物価コア指数 24日(金)午前8時30分発表予定
    ・予想は、前年比+0.4%
     日本銀行の黒田総裁は12月15日の衆院予算委員会で、消費者物価指数が2%に近づく可能性に言及した。年内はコアインフレ率に大きな動きはないものの、来年前半にかけて物価上昇の可能性が高まっている。10月27、28日開催分の金融政策決定会合における主な意見では、「物価上昇圧力は徐々に高まっている」との見解が提示されている。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・20日(月):(欧)10月ユーロ圏経常収支
    ・23日(木):(米)11月新築住宅販売件数

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  • 2021年12月17日(金)18時01分
    【速報】独・12月IFO企業景況感指数は予想を下回り94.7

     日本時間17日午後6時に発表された独・12月IFO企業景況感指数は予想を下回り、94.7となった。

    【経済指標】
    ・独・12月IFO企業景況感指数:94.7(予想:95.3、11月:96.5)

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  • 2021年12月17日(金)17時47分
    【まもなく】独・12月IFO企業景況感指数の発表です(日本時間18:00)

     日本時間17日午後6時に独・12月IFO企業景況感指数が発表されます。

    ・独・12月IFO企業景況感指数
    ・予想:95.3
    ・11月:96.5

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  • 2021年12月17日(金)17時44分
    東京為替概況:ドル・円は反落、仲値後は失速

     17日の東京外為市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢によるドル買いが強まり、一時113円85銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下によるドル売り、日経平均株価などアジアの主要指数の弱含みによる円買いで、ドルは113円44銭まで下落した。

    ・ユーロ・円は128円98銭から128円53銭まで下落した。
    ・ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1349ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円113円60-70銭、ユーロ・円128円60-70銭
    ・日経平均株価:始値28,854.60円、高値28,904.94円、安値28,503.08円、終値28,545.68円(前日比520.64円安)

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  • 2021年12月17日(金)17時23分
    ハンセン指数取引終了、1.20%安の23192.63(前日比-282.87)

    香港・ハンセン指数は、1.20%安の23192.63(前日比-282.87)で取引を終えた。
    17時22分現在、ドル円は113.63円付近。

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  • 2021年12月17日(金)17時20分
    ドル・円は反落、仲値後は失速

     17日の東京外為市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢によるドル買いが強まり、一時113円85銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下によるドル売り、日経平均株価などアジアの主要指数の弱含みによる円買いで、ドルは113円44銭まで下落した。

    ・ユーロ・円は128円98銭から128円53銭まで下落した。
    ・ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1349ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円113円60-70銭、ユーロ・円128円60-70銭
    ・日経平均株価:始値28,854.60円、高値28,904.94円、安値28,503.08円、終値28,545.68円(前日比520.64円安)

    【金融政策】
    ・日銀
    新型コロナ対応金融支援特別オペ(全員一致)
    ・感染症対応にかかる中小企業等向けのプロパー融資分は、現行の取扱いのまま、期限を半年間延長する。
    ・感染症対応にかかる中小企業等向けの制度融資分は、2022 年4月以降、貸出促進付利制度上の付利金利を0%(カテゴリー3)、マクロ加算残高への算入は利用残高相当額としたうえで、バックファイナンス措置として期限を半年間延長する。
    ・大企業向けや住宅ローンを中心とする民間債務担保分は、期限どおり、2022 年3月末をもって終了する。

    CP・社債等の買入れ
    ・CP・社債等の買入れ増額措置は、期限どおり、2022 年3月末をもって終了する。
    2022 年4月以降は、感染症拡大前と同程度の買入れペースに戻し、CP・社債等の買入れ残高を、感染症拡大前の水準(CP等:約2兆円、社債等:約3兆円)へと徐々に引き下げていく。

    イールドカーブ・コントロール:(賛成8反対1)
    短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に-0.1%のマイナス金利を適用。
    長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う。
    資産買入れ方針(全員一致)
    ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。
    CPほか社債などについては、2022 年3月末までの間、合計で約20兆円の残高を上限に、買入れを行う。

    【要人発言】
    ・日銀(声明)
    「当面は新型コロナの影響を注視。必要ならちゅうちょなく追加緩和」
    「CP・社債の買入れ残高は感染拡大前の水準へ徐々に引き下げていく」
    ・黒田日銀総裁
    「海外中銀の決定が直ちに日銀政策に影響を及ぼすことはない」
    「物価目標の実現に向け粘り強く金融緩和を続けていく」
    「円安はこれまでのところ日本経済にプラス」
    「欧米の金融引き締めで必ず円安になるとは限らない」

    【経済指標】
    ・英・11月小売売上高(自動車燃料含む):前月比+1.4%(予想:+0.8%、10月:+0.8%)

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  • 2021年12月17日(金)17時06分
    東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、上値重い

     17日午後の東京外国為替市場でユーロドルは上値が重い。17時時点では1.1318ドルと15時時点(1.1348ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。15時前に1.1349ドルまで上昇したものの、昨日高値の1.1360ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩み。11月の欧州新車販売台数が大幅に減少し、1993年の統計開始以来、11月としては過去最悪を記録したことも嫌気され、一時1.1317ドルまで下押しした。

     ドル円は下げ渋り。17時時点では113.66円と15時時点(113.57円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。東京市場で113.44円まで下げたが、日足・一目均衡表雲上限の113.31円がサポートとして意識されると、対欧州通貨主導でドル買いが強まったことを支えに113.60円台まで下値を切り上げた。

     ユーロ円は頭が重い。17時時点では128.65円と15時時点(128.88円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入につれてユーロドルが売られたことにつれて128.60円台まで押し戻された。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:113.44円 - 113.85円
    ユーロドル:1.1317ドル - 1.1349ドル
    ユーロ円:128.53円 - 128.98円

  • 2021年12月17日(金)16時35分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :7260.61
     前日比:+89.86
     変化率:+1.25%

    フランス CAC40
     終値 :7005.07
     前日比:+77.44
     変化率:+1.12%

    ドイツ DAX
     終値 :15636.40
     前日比:+160.05
     変化率:+1.03%

    スペイン IBEX35
     終値 :8380.00
     前日比:+105.00
     変化率:+1.27%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :26782.44
     前日比:+116.36
     変化率:+0.44%

    アムステルダム AEX
     終値 :781.59
     前日比:+6.13
     変化率:+0.79%

    ストックホルム OMX
     終値 :2311.03
     前日比:+17.57
     変化率:+0.77%

    スイス SMI
     終値 :12790.89
     前日比:+259.94
     変化率:+2.07%

    ロシア RTS
     終値 :1586.26
     前日比:-18.44
     変化率:-1.15%

    イスタンブール・XU100
     終値 :2361.04
     前日比:+82.49
     変化率:+3.62%

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  • 2021年12月17日(金)16時14分
    上海総合指数1.16%安の3632.364(前日比-42.652)で取引終了

    上海総合指数は、1.16%安の3632.364(前日比-42.652)で取引を終えた。
    16時10分現在、ドル円は113.55円付近。

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  • 2021年12月17日(金)16時04分
    【速報】英・11月小売売上高(自動車燃料含む)は予想を上回り+1.4%

     日本時間17日午後4時に発表された英・11月小売売上高(自動車燃料含む)は予想を上回り、前月比+1.4%となった。

    【経済指標】
    ・英・11月小売売上高(自動車燃料含む):前月比+1.4%(予想:+0.8%、10月:+0.8%)

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  • 2021年12月17日(金)15時58分
    日銀総裁が円安のプラス作用へ言及も、ドル円は113.50円付近でもみ合い

     ドル円は113.50円付近の本日安値圏でもみ合い。黒田日銀総裁が金融政策決定会合後の会見で、日本経済に対する円安のプラス作用に言及したが、現時点で円相場は特段の反応を示していない。

  • 2021年12月17日(金)15時41分
    豪S&P/ASX200指数は7304.00で取引終了

    12月17日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比+8.34、7304.00で取引終了。

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  • 2021年12月17日(金)15時41分
    ドル・円は底堅い値動きか、欧州通貨買い一服でドル売り後退

    [今日の海外市場]

     17日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米国による対中制裁などが注目され、株安に振れれば円買い先行の見通し。ただ、中銀による予想外のタカ派姿勢を受けた欧州通貨買いが一服すれば、ドル売りは後退しそうだ。

     米バイデン政権が中国の複数の機関を輸出禁止対象に追加したほか、ウクライナ問題に関連し対ロ制裁を欧州連合(EU)に対して働きかけるなど地政学リスクが意識されている。前日の取引では米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1360ドル付近に浮上、ドル・円は113円50銭台に失速した。日銀は金融政策決定会合で緩和政策を維持したが、本日アジア市場もその流れが受け継がれ、やや円買い方向に振れた。

     この後の海外市場では欧州通貨の値動きが注目される。16日の英中銀金融政策委員会(MPC)で利上げ、欧州中銀(ECB)でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の来年3月終了など、予想外のタカ派姿勢でポンドとユーロが大幅高となった。ただ、域内での新型コロナウイルスまん延が警戒され、一段の欧州通貨買いは抑制されよう。ドル・円は円買いが先行するものの、連邦準備制度理事会(FRB)の来年の利上げ観測で売りは後退しそうだ。

    【今日の欧米市場の予定】
    ・18:00 独・12月IFO企業景況感指数(予想:95.3、11月:96.5)
    ・19:00 ユーロ圏・11月消費者物価指数改定値(前年比予想:+4.9%、速報値:+4.9%)
    ・03:00 ウォラー米FRB理事討論会参加(経済見通し)

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