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2024年03月29日(金)のFXニュース(4)

  • 2024年03月29日(金)18時36分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、利下げ時期めぐり雇用統計に注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。カナダ中央銀行のロジャース上級副総裁は今週、過去数十年間に比べてインフレの脅威が増す可能性に言及したが、最近のインフレ鈍化を受けて中銀の利下げ時期後ずれの見方が弱まるなか、3月雇用統計の発表が注目される。前回は失業率が予想通り上昇も、雇用者数が増加縮小予想に反して一段と拡大したことにより、利下げ時期後ずれの見方を後押しした。2月貿易収支の発表もあり、黒字が継続する場合はカナダドルの一定の下支えとなる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・4日:2月貿易収支(1月:+5.0億加ドル)
    ・5日:3月雇用統計(2月:失業率5.8%、雇用者数増減+4.07万人)
    ・予想レンジ:110円50銭-112円50銭

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  • 2024年03月29日(金)18時35分
    来週の英ポンド「底堅い値動きか、英利下げ模索も日銀緩和継続で円売り」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は底堅い値動きか。英中央銀行は年内に利下げ開始の方針を示したが、当局者は市場の前のめりの観測に慎重な見方を示し、ポンドは売りづらい展開となりそうだ。一方、日銀短観など日本の経済指標が堅調なら、日銀による今後の利上げ観測で円買い地合いに。ただ、日銀は緩和的な政策方針で、円買いは抑制される。
    ○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:187円00銭-191円00銭

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  • 2024年03月29日(金)18時34分
    来週のNZドル「弱含みか、利下げ観測によりNZドル売りに振れやすい、中国PMIに注目」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は弱含みか。NZの2期連続マイナス成長を受けた景気後退入りにより、NZ準備銀行(中央銀行)は予想より早い時期での利下げに動くとの見方から、引き続きNZドル売りに振れやすい。今のところ、米連邦準備制度理事会(FRB)は年内3回の利下げが予想され、6月か7月にも開始するとみられており、NZ中銀の利下げ時期を探る目安となる。NZ関連の主要経済指標の発表予定はないため、中国PMIの発表が材料となるが、中国の経済低迷が続くなかではNZドル売りにつながる可能性が警戒される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:89円50銭-91円50銭

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  • 2024年03月29日(金)18時33分
    来週の豪ドル「弱含みか、中銀会合議事要旨の発表に注目」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は弱含みか。2月の消費者物価指数の伸びが、上昇予想に反して2カ月連続で横ばいにとどまったことから、豪準備銀行(中央銀行)の年内の利下げ時期はやや早まるとの見方が浮上し、豪ドル売りに振れやすくなりそうだ。中銀の3月理事会議事要旨の発表があり、追加利上げの可能性への言及がなくなったほかにもタカ派色後退を示す指摘がみられる場合は、豪ドル売り加速の可能性がある。一方、2月貿易収支は黒字が継続し、豪ドルの一定の下支えになることが見込まれる。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・2日:豪準備銀行3月理事会議事要旨
    ・5日:2月貿易収支(1月:110.27億豪ドル)
    ・予想レンジ:97円50銭-99円50銭

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  • 2024年03月29日(金)18時32分
    来週のユーロ「伸び悩みか、ユーロ圏と日本の経済指標で売り買い交錯」

    [ユーロ]
     「もみ合いか、欧米中銀の利下げ時期を見極め売り買い交錯」
     来週のユーロ・ドルはもみ合いか。4月3日発表のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は高止まりが予想され、欧州中央銀行(ECB)の利下げ時期後ずれを見込んだユーロ買いが先行。ただ、ドイツ経済の不透明感でユーロ買いは限定的。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な見解を受け、ドル選好地合いに変わりはないだろう。
    ・予想レンジ:1.0650ドル-1.0950


    「伸び悩みか、ユーロ圏と日本の経済指標で売り買い交錯」
     来週のユーロ・円は伸び悩みか。4月3日発表のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は高止まりが予想され、ユーロは売りづらい。ただ、ドイツ経済の不透明感で、ユーロの上昇を抑制しよう。一方、日銀の緩和的な政策方針で円売り先行の見通し。半面、日本の堅調な経済指標で今後の利上げを想定した円買いがユーロを下押しも。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・3日:3月消費者物価コア指数:(2月:前年比+3.1%)
    ・予想レンジ:161円00銭-165円00銭

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  • 2024年03月29日(金)18時30分
    来週のドル・円「底堅い値動きか、日銀の緩和的方針とドル選好地合い継続で」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は底堅い値動きか。4月1日発表の日銀短観3月調査などで景気回復への期待が強まれば、今後の利上げを見込んだ円買いがやや強まる可能性がある。また、152円以上の水準にドルが浮上すれば、日本政府の為替介入を警戒した円買いがドル・円相場を下押ししそうだ。ただ、日本銀行は緩和的な金融環境を当面維持する方針であり、ドル選好地合いの継続も見込まれる。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利見通しでは、利下げは6月から年内3回の可能性が示されているが、利下げ時期の後ずれや規模の縮小などタカ派的な政策方針を強めるとの見方は強い。欧州中央銀行、英中央銀行、スイス中央銀行など他の主要中銀が金融緩和に傾くなか、ドル選好地合いに振れやすい。

     ドル・円は152円を目指す展開で日本政府は円安けん制を繰り返すものの、円安抑制は限定的で相場は徐々に水準を切り上げていることも注視される。日本が為替介入しても顕著な効果は期待できないため、152円を上抜けるシナリオも想定したい。

    【米・3月ISM製造業景況指数】(4月1日発表予定)
    4月1日発表の3月ISM製造業景況指数は48.5と、前月の47.8からやや改善の見通し。節目の50に接近すれば、ソフトランディングへの期待感からドル買い材料に。

    【米・3月雇用統計】(4月5日発表予定)
    4月5日発表の米3月雇用統計は失業率が3.9%、非農業部門雇用者数は前月比+21.6万人、平均時給は前年比+4.1%程度の市場観測。想定に沿った内容ならドル買い材料か。

    ・予想レンジ:149円50銭-153円50銭

    ・4月1日-5日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(日)日銀短観3月調査 1日(月)午前8時50分発表予定
    ・予想は、大企業製造業DIは+10
     参考となる10-12月期の実績は大企業製造業、大企業非製造業ともに業況判断DIは改善。大企業製造業のDI改善は3期連続。1-3月期については前回時点で先行きの景況判断DIは、大企業製造業が-4ポイントであり、海外景気の先行きへの不安は消えてないことから、DIの改善は期待薄。

    ○(米)3月ISM製造業景況指数 1日(月)午後11時発表予定
    ・予想は48.5
     参考となる2月実績は47.8で市場予想を下回った。生産と新規受注が50を下回ったことが要因。3月については、生産はやや持ち直す可能性があるが、新規受注の大幅回復は難しいため、総合的に50を明確に下回る見込み。

    ○(米)3月ISM非製造業景況指数 3日(水)午後11時発表予定
    ・予想は、52.6
     参考となる2月実績は52.6。雇用は50を下回った。3月については雇用の改善は期待できないこと、新規受注の大幅な伸びは期待薄であることから、2月実績と差のない水準にとどまる見込み。

    ○(米)3月雇用統計 5日(金)午後9時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+21.6万人、失業率は3.8%
     一部の市場参加者は「3月の雇用統計発表時に2月分が下方修正される可能性がある」ため、「増加幅が市場予想を上回った場合でも強い数字であると解釈されない可能性がある」と指摘している。失業率については2月実績を下回る可能性があるものの、今後は緩やかに上昇する見込み。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・2日(火):(独)3月消費者物価指数
    ・3日(水):(欧)3月ユーロ圏消費者物価コア指数、(米)3月ADP雇用統計
    ・4日(木):(米)2月貿易収支
    ・5日(金):(欧)2月ユーロ圏小売売上高

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  • 2024年03月29日(金)18時08分
    ドル・円は151円台前半で小動き

    [欧米市場の為替相場動向]

     29日のロンドン外為市場は「グッドフライデー」で休場。欧州市場でドル・円は、151円33銭から151円37銭で推移している。欧米主要国の市場が休場のため、全体的に動意が薄く、小動きになっている。

     ユーロ・ドルは、1.0768ドルから1.0776ドルまで上昇。ユーロ・円は、162円94銭から163円08銭まで上昇している。

     ポンド・ドルは、1.2618ドルから1.2625ドルまで上昇。ドル・スイスフランは、0.9015フランから0.9021フランで推移している。

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  • 2024年03月29日(金)17時25分
    東京為替概況:欧米主要市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄

     29日の東京市場でドル・円は主に151円台前半で小動き。欧米主要市場は聖金曜日の祝日となるため、市場取引は休場。このため、ドル・円など主要通貨の為替取引は動意薄が続いた。ただ、ドル・円は151円台を維持し、底堅い動きを見せた。

     日中の取引レンジは151円20銭-151円50銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0774ドル-1.0795ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。163円43銭まで戻した後、一時162円94銭まで値を下げている。

    ・16時55分時点:ドル・円151円30銭-151円40銭、ユーロ・円162円90銭-163円00銭
    ・日経平均株価:始値40,277.45円、高値40,521.71円、安値40,268.11円、終値40,369.44円(前日比201.37円高)

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  • 2024年03月29日(金)17時14分
    欧米主要市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄

    29日の東京市場でドル・円は主に151円台前半で小動き。欧米主要市場は聖金曜日の祝日となるため、市場取引は休場。このため、ドル・円など主要通貨の為替取引は動意薄が続いた。ただ、ドル・円は151円台を維持し、底堅い動きを見せた。日中の取引レンジは151円20銭-151円50銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0774ドル-1.0795ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。163円43銭まで戻した後、一時162円94銭まで値を下げている。

    ・16時55分時点:ドル・円151円30銭-151円40銭、ユーロ・円162円90銭-163円00銭
    ・日経平均株価:始値40,277.45円、高値40,521.71円、安値40,268.11円、終値40,369.44円(前日比201.37円高)

    【要人発言】
    ・斎藤経済産業相「円安で輸出金額は増えても輸出量が増えていない」
    ・神田財務官「為替、政府として水準に関心はなく、方向と速さ」

    【経済指標】
    ・3月東京都区部消費者物価コア 指数:前年比+2.4%(予想:+2.4%)
    ・2月有効求人倍率:1.26倍(予想:1.27倍)
    ・2月失業率:2.6%(予想:2.4%)
    ・2月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:+1.3%)

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  • 2024年03月29日(金)17時05分
    東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、さえない

     29日午後の東京外国為替市場でユーロドルはさえない。17時時点では1.0768ドルと15時時点(1.0775ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。16時30分過ぎに1.0782ドル付近までやや買い戻しが入ったものの、3月仏消費者物価指数(CPI)速報値が予想を下回ったことが明らかになると再び売りに押された。一時1.0768ドルと2月20日以来の安値を更新した。

     ドル円は伸び悩み。17時時点では151.34円と15時時点(151.35円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。15時30分前に151.45円付近まで上昇する場面があったが、午前につけた高値の151.50円手前では買いも一服。手掛かり材料を欠く中で上値を試す動きにはならなかった。

     ユーロ円は17時時点では162.94円と15時時点(163.05円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。仏CPI速報値の公表後にややユーロ売りが進み、本日安値の162.94円に面合わせした。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:151.20円 - 151.50円
    ユーロドル:1.0768ドル - 1.0795ドル
    ユーロ円:162.94円 - 163.43円

  • 2024年03月29日(金)16時51分
    ユーロドル、戻り鈍い 弱い仏CPI後に押し戻される

     ユーロドルは戻りが鈍い。16時30分過ぎに1.0782ドル付近までやや買い戻しが入ったものの、3月仏消費者物価指数(CPI)速報値が市場予想を下回る結果となったことを受け、再び本日安値の1.0774ドル近辺まで押し戻された。

  • 2024年03月29日(金)16時36分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :7952.62
     前日比:+20.64
     変化率:+0.26%

    フランス CAC40
     終値 :8205.81
     前日比:+1.00
     変化率:+0.01%

    ドイツ DAX
     終値 :18492.49
     前日比:+15.40
     変化率:+0.08%

    スペイン IBEX35
     終値 :11074.60
     前日比:-36.70
     変化率:-0.33%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :34750.35
     前日比:-9.34
     変化率:-0.03%

    アムステルダム AEX
     終値 :881.78
     前日比:+2.68
     変化率:+0.30%

    ストックホルム OMX
     終値 :2518.28
     前日比:-19.10
     変化率:-0.76%

    スイス SMI
     終値 :11730.43
     前日比:+24.72
     変化率:+0.21%

    ロシア RTS
     終値 :1128.85
     前日比:+0.59
     変化率:+0.05%

    イスタンブール・XU100
     終値 :9152.57
     前日比:+72.60
     変化率:+0.79%

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  • 2024年03月29日(金)16時08分
    上海総合指数0.95%高の3039.195(前日比+28.531)で取引終了

    上海総合指数は、0.95%高の3039.195(前日比+28.531)で取引を終えた。
    16時07分現在、ドル円は151.41円付近。

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  • 2024年03月29日(金)15時39分
    ドル・円は下げ渋りか、米国経済のソフトランディング期待残る

    [今日の海外市場]

     29日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。本日は聖金曜日の祝日のため欧米主要市場は休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる見込みだが、米国経済のソフトランディング期待は失われていないため、リスク回避のドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

     1ドル=152円以上の水準にドルが浮上すれば、日本政府・日本銀行による為替介入が実施される可能性は消えていないため、リスク回避の米ドル売り・円買いがドル・円相場を下押ししそうだ。ただ、日本銀行は緩和的な金融環境を当面維持する方針であること、米国の利下げ開始時期の後ずれや規模の縮小などタカ派的な政策方針を強めるとの見方は強い。欧州中央銀行、英中央銀行、スイス中央銀行など他の主要中銀が金融緩和に傾くなか、目先的にはドル選好地合いが続く可能性がありそうだ。

    【今日の欧米市場の予定】
    ・21:00 南ア・2月貿易収支(1月:-94億ランド)
    ・21:30 米・2月個人所得(前月比予想:+0.4%、1月:+1.0%)
    ・21:30 米・2月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.5%、1月:+0.2%)
    ・21:30 米・2月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.8%、1月:+2.8%)
    ・21:30 米・2月卸売在庫速報値(前月比予想:+0.2%、1月:-0.3%)
    ・24:15 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁冒頭あいさつ
    ・24:30 パウエル米FRB議長対談
    ・グッドフライデー休場:独、スイス、英、米、カナダなど

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  • 2024年03月29日(金)15時35分
    東京マーケットダイジェスト・29日 ユーロ小幅安・株高

    (29日15時時点)
    ドル円:1ドル=151.35円(前営業日NY終値比▲0.03円)
    ユーロ円:1ユーロ=163.05円(▲0.22円)
    ユーロドル:1ユーロ=1.0775ドル(▲0.0014ドル)
    日経平均株価:40369.44円(前営業日比△201.37円)
    東証株価指数(TOPIX):2768.62(△17.81)
    債券先物6月物:145.67円(▲0.21円)
    新発10年物国債利回り:0.725%(△0.020%)
    ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な国内経済指標)         <発表値>  <前回発表値>
    3月東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合、前年比)
                         2.4%     2.5%
    2月完全失業率               2.6%     2.4%
    2月有効求人倍率             1.26倍     1.27倍
    2月商業販売統計速報(小売業販売額、前年比)
                         4.6%    2.1%・改
    2月鉱工業生産・速報値
    前月比                  ▲0.1%   ▲6.7%
    前年比                  ▲3.4%   ▲1.5%
    2月新設住宅着工戸数 (前年比)       ▲8.2%   ▲7.5%

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は下げ渋り。年度末の仲値にかけて売りが強まり、10時前には一時151.20円まで値を下げた。もっとも、昨日安値の151.15円付近がサポートとして働くと151.40円台まで下げ渋った。

    ・ユーロドルは小安い。手掛かり材料を欠く中ではあったが、昨日安値の1.0775ドルを下抜けて一時1.0774ドルまで値を下げた。

    ・ユーロ円も小安い。ドル円につれて売り先行となったほか、その後も戻りの鈍さを手掛かりにした売りが進み、一時162.94円まで下押しした。

    ・日経平均株価は反発。前日の米国株式市場でダウ平均が過去最高値を更新したこともあり、この日の東京市場でも投資家のリスク許容度拡大を意識した買いが入った。株価指数先物主導で次第に上げ幅を拡大し、指数は一時350円超上昇する場面も見られた。

    ・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。週末を前に利益確定目的の売りが観測されたほか、米金利の先高観も国内金利の上昇圧力につながり、相場の重しとなった。

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