昨日はやっとドル円が81円台に片足だけ突っ込んだ。私はそもそもドル円が82.20を下回ってきたらショート攻めをしようと思っていたため、東京時間にいきなりできたドル円のショート(@82.30)で欧州タイムを迎えた。何しろ突っ込み売りだし、安いレベルでつくったものなので怖い。
ロスカットは20ポイントもあれば十分だろうと想定していたのだが、ユーロドルは欧州序盤で1.35台に乗せてきた後、また1.34台に押し戻されてきた。やはりドル円も82円台割れとはいかなかった。
とりあえず注目されるゴールドマンサックスの決算発表を待とうと思い、ポジションをクローズした。確かにドル円は大きく戻ることもなく、私が作ったコスト付近までだったが、その代わりに押し込みもなかった。
GSの決算やウエルズファーゴといった金融株の決算は、良いには良かった。しかしすでに株価は高騰しており、大方の予想通りに急落に向かいだした。それに歩調を合わせる形で、ユーロドルのほうは素直にドル安で動いて、1.35台を大きく貫いてきたのだ。
よっしっしゃ!と、もう一度ドル円をショートに(@82.10)してみたが、その後のドル円は82円ちょうどあたりをウロウロするのみ。(涙)こうしたドル売りの動きは、悪い結果となった住宅関連の経済指標のときも同じだった。大きく動いているユーロドルを横目で見ているだけに、アゲインストではないのだが、ドル円のショートは不愉快だ。
0時を回ったあたりで、ドル円も82円ちょうどを割りこんできた。私はなんだか持ち疲れも激しかったので、すんなりとポジションをクローズした。利食いとはいえ、あんまり得をした気分になれない。
本日はドル円は82円台に戻してのアジア時間での推移の後、値動きは相変わらず乏しい。それでも私は今夜もドル円を売り目で見ている。年初から上げてきていた株価のほうにも買い疲れ感が見えているし、リスク回避での選好で円買いが起ころうとも限らないからだ。
今晩は米企業決算の最後の山場となってくる。モルガンスタンレーも同じ金融株として、失望売りの動きとなるだろう。もう多少の良さでは株価上昇を伴わなくなってきているのだ。
ニューヨーク時間のコアタイムは引け後に出るグーグル待ちで値動きは乏しくなるだろう。なんとかそこをドル円ショートで持ち切りたいものだ。どこで入ることになるかは相場次第ということになるが、損切り幅は25から30ポイントの勝負で臨みたいと考えている。
日本時間 19時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)