2月23日(水)■『中東情勢』と『米・中古住宅販売件数』、そして『米国の株式市場』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『中東情勢』と『米・中古住宅販売件数』、そして『米国の株式市場』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)中古住宅販売件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「欧)鉱工業新規受注」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「英)BOE議事録（2月9日・10日開催分）」
・「豪)スティーブンスRBA総裁の発言」
・「NZ)イングリッシュNZ財務相の発言」
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「独)ウェーバー独連銀総裁の発言」
・「欧州の大手金融機関の決算発表→コメルツ」
・「米国の主要企業の決算発表→ワシントン・ポスト、他」
・「今週相次ぐ米国の長期国債の入札(22日・2年債、23日・5年債、24日・7年債)」
・「中東情勢」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の金融政策」
・「金融市場のリスク許容度」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「日本国債や金融機関の格下げ」
などの要因に注意。

★★★

本日は、「BOE議事録（2月9日・10日開催分）」の公表日。

米国の経済指標は、「中古住宅販売件数」がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は米国の長期金利の変動要因になりやすい。

先週の為替相場では、ドル売りが優勢の展開となった。また、米国の株式市場の強い動向が長い間続いている点も特徴的と言える。

今週は、引き続き、ドル買いorドル売りの方向性のほか、中東情勢や欧州の金融政策への思惑、米国の長期金利の動向などが重要となりやすい。
実際に昨日の金融市場では、中東情勢の悪化やECBの早期利上げ観測などで大きく変動している。為替相場だけでなく、株式市場も大きく変動しており、これらの流れの継続及び加速に注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時00分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言

・08時30分：NZ)イングリッシュNZ財務相の発言

・18時30分：英)BOE議事録（2月9日・10日開催分）
→BOEの金融政策への思惑が高まっており、変動のキッカケのなりやすい

・19時00分：欧)鉱工業新規受注
→相場の気分次第か

・24時00分：米)中古住宅販売件数
→本日はこれのみ。まずは発表内容での変動に注意しつつ、昨日発生した為替相場の流れの継続や加速を上手く捉えたいところ

・25時30分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第も、ECBの早期利上げ観測に市場が敏感になっており、変動要因になりやすい

・26時15分：独)ウェーバー独連銀総裁の発言


2月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けとなる点
▼米国が21日(月)が休場で、22日(火)が連休明けとなる点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼中東情勢
▼欧州の金融政策
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼米国を中心とした株式市場
▼米国を中心とした主要経済指標
▼金融市場のリスク許容度
▼今週相次ぐ米国の長期国債の入札
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表

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2月23日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・欧州の大手金融機関の決算発表→コメルツ ・米国の主要企業の決算発表→ワシントン・ポスト、他
07:00		豪)スティーブンスRBA総裁の発言	○	要人発言
08:30		NZ)イングリッシュNZ財務相の発言	○	要人発言
08:50		日)企業向けサービス価格	×	-1.3%	-1.3%
		日)貿易収支	△	+493億	+7277億 (+7259億)
09:30		豪)第4四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比]	△	+0.9%	+1.1%
				+3.8%	+3.5%
10:30		日)山口日銀副総裁の発言	△	要人発言
15:30		仏)消費者物価指数	×	+2.0%	+1.8%
17:15		ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比]	△	+0.1%	+0.3%
				±0.0%	+0.3%
18:30		英)BOE議事録（2月9日・10日開催分）	◎	-	-
19:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	○	-1.0%	+2.1%
				+16.2%	+19.9%
24:00		米)中古住宅販売件数	AA	520万件	528万件
26:00		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
26:15		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	○	要人発言
26:30		米)ホーニグ：カンザスシティ連銀総裁 の発言	B	要人発言
27:00		米)5年債入札(350億ドル)	A	-	-
27:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

下落方向の流れに追随狙い

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基本様子見も、ECBの早期利上げ観測が更に高まるようであれば追随

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