本日の為替相場の焦点は、『中東・北アフリカ情勢』と『米国の経済指標』、そして『ドル売りが優勢な流れの継続や加速』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)第4四半期GDP【改定値】/個人消費」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「独)消費者物価指数【速報値】」
・「英)第4四半期GDP【改定値】/個人消費」
・「ス)KOF先行指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週末要因」
・「ゴトオ日要因」
・「欧州の大手金融機関の決算発表→ロイズ、クレディ・アグリコル」
・「米国の主要企業の決算発表→JCペニー、ペプシコ、他」
・「中東・北アフリカ情勢」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の金融政策」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、25日のゴトオ日。
米国の経済指標は、「第4四半期GDP【改定値】/個人消費」と「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場では、ドル売りが優勢の展開となった。
今週は、先週までに引き続き、ドル買いorドル売りの方向性のほか、中東・北アフリカ情勢や欧州の金融政策への思惑、米国の長期金利の動向などが重要となりやすい。
実際に、今週に入ってからの金融市場は、全体的にドル売りが優勢な流れとなっているほか、優勢中東・北アフリカ情勢の緊迫化やECBの早期利上げ観測、米国の長期金利の動向などの影響で大きく変動している。為替相場だけでなく、株式市場も大きく変動しており、これらの流れの継続及び加速を上手く捉えたいところ。
本日は、特に、週末かつゴトオ日にあたることから、ポジション調整や変動の加速に十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度は高いものの、相場の反応は限定的か
・時間未定:独)消費者物価指数【速報値】
→相場の気分次第
・18時30分:英)第4四半期GDP【改定値】/個人消費
→改定値だが、内容次第では大きな変動要因になり得る
・19時30分:ス)KOF先行指数
→相場の気分次第でスイスフランの加速装置に
・22時30分:米)第4四半期GDP【改定値】/個人消費
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→2つの時間に2種類の経済指標が発表される。どちらの経済指標も注目度も市場影響度も高めで内容も相場の変動要因になり易いが、現在の相場では、現状のドル売りの流れが加速するのかどうかに注視し、利益へと繋げたい
2月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けとなる点
▼米国が21日(月)が休場で、22日(火)が連休明けとなる点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼中東・アフリカ情勢
▼欧州の金融政策
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼米国を中心とした株式市場
▼米国を中心とした主要経済指標
▼金融市場のリスク許容度
▼今週相次ぐ米国の長期国債の入札
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
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2月25日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・25日のゴトオ日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ロイズ、クレディ・アグリコル ・米国の主要企業の決算発表→JCペニー、ペプシコ、他 |
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08:30 | 日)東京消費者物価指数 | △ | -0.2% | -0.1% | |||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.2% | |||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.1% | ±0.0% | ||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.4% | |||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -27 | -29 | |||||||
13:00 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
未定 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -0.4% | |||||||
+2.1% | +2.0% | ||||||||||
16:45 | 仏)消費者支出 | × | -0.7% | +0.6% | |||||||
18:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +2.1% | +1.7% | |||||||
18:30 |
英)第4四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
◎ | -0.5% | -0.5% | |||||||
+1.7% | +1.7% | ||||||||||
↑・個人消費【改定値】 | -0.2% | +0.3% | |||||||||
英)第4四半期総合事業投資【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.4% | +3.1% | ||||||||
+12.6% | +8.9% | ||||||||||
19:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | 2.06 | 2.10 | |||||||
22:30 | 米)第4四半期GDP【改定値】 | S | +3.3% | +3.2% | |||||||
↑・個人消費【改定値】 | +4.2% | +4.4% | |||||||||
↑・GDPデフレーター【改定値】 | +0.3% | +0.3% | |||||||||
↑・コアPCEデフレーター【改定値】 | +0.4% | +0.4% | |||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 75.4 | 75.1 | |||||||
24:15 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
米)ダイアモンドFRB理事候補の発言 | B | 要人発言 | |||||||||
27:30 | 米)イエレンFRB副議長の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
英)ビーンBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
欧)コンスタンシオECB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||
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ドル売り・円買いヨリ。ショートで。底堅い可能性もあり小刻みに回転させて利益化&流れの継続・加速時の追随狙い。ただ、週末要因には注意して、臨機応変に
ドル売り・ユーロ買いヨリ。ロングで。流れの継続・加速時の追随狙い。ただ、週末要因には注意して、臨機応変に
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