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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

あまりに無頓着な印象のバーナンキ議長、
そしてまた原油価格は高騰へ!

2011年03月02日(水)19:40公開 (2011年03月02日(水)19:40更新)
持田有紀子

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 昨日はバーナンキ議長の発言に市場の関心が集まった。何分にもここ数週間での出来事が大きすぎて、それに対してどういう態度を見せるかで、今後の相場の方向が決定されるためだ。実際に原油価格は高騰して100ドル台を突破したことも場面もあり、それにつれてそのほかのコモディティも値上がりを余儀なくされている。物価高がまわりまわって中東など格差の激しい国での一般市民を困らせ、それが騒動の引き金を起こしたといっても過言ではない。

 商品価格の高騰が目立って激しくなってきたのは、やはり昨年8月末からのバーナンキのQE2発言からだ。今回は果たして修正、もしくはインフレ対策に積極的な態度が見られるのかが問題点であった。しかし市場の予想では当然のごとく、少なくとも6月までは金融緩和をし続けるという見方が大半で、金融当局の方針変更などはまったく織り込まれていない。

 バーナンキ議長が何もしないという期待もあって、すでに欧州時間で株価はラリーを見せていた。それどころかQE3の話しでもあるかと期待するかのように、ドイツ株もグローベックスの米国株もすでにリビア危機以前の水準、すなわち昨年来高値をトライするレベルにまで買い進まれていた。自然、為替市場でもリスクテークのムードが蔓延してきて、クロス円がすべて上昇。ドル円は値幅が狭いが、ユーロドルやポンドドルは先月来の高値を付け狙っていた。

 しかし不思議なことにユーロドルの1.3850あたりでは何度も止められしまい、結果的にはユーロ円で見ても113.70あたりが強力なレジスタンスを形成してしまっている。私はユーロドルのロングポジションを持っているし、そんなチャートを見ていたら「また買い直せばいいや」という気になって、とりあえず抵抗激しい1.3850の手前で一度利食うことにした。

 その後は、バーナンキまで様子見にならざるをえない。インフレに対する積極的な姿勢が見られたら、利上げ期待ということでドル買いだ。そのときはユーロドルの下げ率のほうがドル円の上げよりも大きそうだから、ユーロドルを売り込んでいく。もしもインフレに対して放置する態度ならば、中東の紛争を放置するのと同じことだから、不安増大でリスク回避になるだろう。そこでユーロ円のショートで攻めるという作戦を立てた。

 予定の0時を過ぎると、ユーロ円がひゅうるひゅうると落ちてきた!彼の発言テキストを確認することもなく、私はユーロ円を売り込んだ。113.33だった。日中の高値からは出遅れ感は否めないが、しかたない。しばらく遅れて、さんざん高かった米国株もぐうっと落ちてきた。

 調べてると、バーナンキはインフレを気にしながらも、懸念する水準ではないなどといって、何もしないことを表明していた。それを受けて、落ち着きを取り戻していた原油価格の上昇に弾みがついた。ますますリスク回避だ。私は昼間とても忙しかったこともあり、眠くてしょうがない。買い戻しのストップ注文を113.80で置いて就寝。

 結局、ニューヨーク市場では米国株は大幅安。原油も100ドル台にまで戻してきた。日本株もリスク回避で朝から安い。肝心のユーロ円は大幅安といったことはないが、この後はますますリスク回避の行動が強まるようであれば、ついていかねば!ユーロ円の安値売りを敢行したいので、売り増しのストップ注文を110.80で置いた。

 今晩はADP雇用指数が出るが、これはすでに3回連続で外しているので、あまり本気で反応することはないような感じもする。またバーナンキ議長は、今夜は下院で話すが、昨日の内容の焼き直しなので、サプライズは期待できない。リスク回避が強まるかどうかは、原油価格と海外株の動きが鍵を握っている。


日本時間 19時20分
 

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