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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

今となっては注目度は薄いが、
GDPなど経済イベントでもうひと勝負?

2011年04月28日(木)19:21公開 (2011年04月28日(木)19:21更新)
持田有紀子

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 昨日はいよいよFOMCとなった。マーケットの関心事もそちらのほうに向いており、欧州時間は為替相場もレンジが狭かった。私はユーロドルのロングを持っていたが、1.47台乗せのときに半分だけ利食いしておいたので、比較的に安易に構えることができた。ロスカットは1.4650でストップ注文を置いておいた。

 そもそものロングのコストが1.45ドルの後半なので、このストップがついても大したことはない。ユーロドルは1.4770あたりを中心に、実に狭い値動きに徹していた。私の悩ましいところは、このまま上がってしまったら、またユーロドルを買い増すのかということである。せっかく利食いをしたのに、また同じようなレベルで買うというのも考えてみれば芸がない。何もしなければよかったではないかとも思われるからだ。

 しかし心配は無用だった。アメリカの経済指標でのドル買いの局面ではストップ注文はつかなかったが、米国株が始まると、株だけでなく債券も高い。資産効果でドル買いが進んでのニューヨークオープンとなった。ドル円も82円台の後半まで上昇。そしてユーロドルもドル買いにさらされて、私のストップはダンになった。これで仕切り直しである。

 大型連休前なので、FOMCにもそのまま付き合ってみようと思った。もう一度ユーロドルロングのポジションを1.4640で作り直して待つことにした。バーナンキ議長が、今までとは方向転換をして、利上げ方向と取られるようなサプライズ発言をするはずはないという私なりの思惑もあった。

 夜中の1時半すぎに金融政策は発表された。実に予想通りで、ゼロレート政策は維持。そして注目のQE2は予定通りに6月末で終了とのことだった。やはり市場はバーナンキ議長の会見を期待しているのか、この時点ではトレンドの出るような値動きはなかった。ロスカットは20ポイント下に置いてあったが、今度は免れた。

 3時すぎにバーナンキの会見が始まった。あまり目新しいことは何も言っていなかったようだ。インフレにはあまり懸念を示していないようであったし、GDPや雇用環境の見通しも悪い方向に見直された。利上げに関しては暗に否定しており、「アクションを起こすまでには数回の会合が必要となる」と発言。為替相場ではドルの利上げ期待がまったくなくなり、ドル売り圧力が高まってきた。

 そして本格的に動きだしたのは、ニューヨーククローズが近づいてからである。ユーロドルの早朝の高値であった1.4710を超えてきたから、私はさらに買い増してみた。1.4722だったが、あんまりアゲインストともならずに1.48台を見ることができた。

 ただし私自身がユーロの高値警戒感に染まっているので、あまり持ち切る勇気が沸かず、また半分クローズしてスモールポーションで持っている。ロスカットも利食いゾーンとなる1.4820まで今は上げてある。

 それにしても、ECBよろしくバーナンキ議長が初めて開いた会見も、終わってみればコモディティ価格全体の上昇とドル安で、ガソリン価格など生活に直結するものがとても上がっていることに対して、このところ高まっている米国民の不満を和らげようという意図があったのだろう。

 今日は日本市場は、昨日のアメリカ相場そのもとなっていて、株も債券も高く、日本は大型連休を控えているのに、日本株は買いまくられて高値引けするくらいリスクテークのムードが高まっていた。しかしその傍らでは中国市場では、連休中に不動産に関する規制が何か打ち出されるのではということもあり、軟調だった。

 欧州市場ではどっちに反応してよいのやらという感じで小動きだ。今晩のたくさん企業決算も出るし、アメリカの第1四半期のGDPも発表になる。バーナンキ議長は第一四半期のGDPも控えめな見方もしていたのも気になるし、マーケットのリスクテーク具合を見つつ、ユーロ円にでも手を出してみようかと思っている。


日本時間 19時30分
 


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