昨日はユーロ円のショートを持っていかれてしまった。上がってくるときの115.50あたりが分岐点であるのは、チャートの上からもわかっていたことだ。スモールでもいいから、ここで売っておきたいという思いに駆られて売ってみたのだが、欧州時間ではまったく下がらず。
持ち続けるつもりであったのだが、ドル円のほうもぜんぜんゆるまないので気持ち悪くなってきて115.96で買い戻した。そのあとすぐに116円台に乗せてきたが、ユーロ円では何もやる気がなくなってしまった。
ニューヨーク市場に移る前に出た経済指標は、どれも悪いものが並んだ。早い時間に出たドイツの景況感が悪かったし、その後になって出たアメリカの住宅着工も悪かった。単に予想を下回ったというだけでなく、前回と比べても絶対的に悪い結果となった。
マーケットはリスク回避の方向で動き出す。当然のことながらユーロ円も116円台から115円台の中盤へ逆戻り。ああ、自分がショートを持っているときは下がらないのに、やめると落ち出した。でも我慢、我慢。連敗した直後なので、早々とふて寝しよう。
結局、ニューヨーク市場ではユーロドルがひたすら強かったようである。1.42台まで戻し切って、そのまま高値圏で終了。相当に短期的なショートがたまっていたものを思われる。アジア時間の早朝には、ユーロ円は再び116円台まで戻し切ってもいる。
さてアジア時間ではユーロドルも上がっているが、ドル円もドル安の方向に動いている。どうやらドル安にバイアスがかかっているようだ。昨日のニューヨーク市場ではドルの金利が低下したのが、素直に為替相場に反映されずに終了したのだが、ここにきていよいよドル売り圧力の増大という形で現れてきているのかもしれない。
今晩は金融政策の議事録くらいしかイベントがないのだが、ドル安に動くのならばドル円のショートで臨むのはどうであろうか。ちょっと病み上がりということもあり、自信は持てない。またちっちゃいポジションで始めるしかない。ドル円の81円台前半へと後退し、また80円台も触り始めている。ドル円、ちょっと売ってみたい感じだ。
日本時間 18時55分
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