昨日はユーロドルもドル円も、ドルロングで攻めることにして為替相場に臨んだ。いつになるかわからないが、どうせアメリカの債務上限問題は適当なところで片がつくはずだ。そうなると過大評価してドル売りに傾いてきた為替相場は反動の季節を迎えるだろうという読みで挑んでいる。トレンドは明確にドル安を示しているうえに、フロー的にもドル売り圧力はものすごい。
まあ、こまめにカットしていくしか方法がないのだが、何度もストップ注文がダンになるのはちょっと辛いことだ。まあ今週いっぱいだと思えるから出来ることであって、無間地獄だったら、絶対にやらない。そのぶん大きい見返りを期待してのことだ。
この作戦ではアジア時間まではきつかったが、欧州時間になるとちょっとドル高の方向に動いてきた。債務削減に関する協議が延期されたなど、アメリカにとって良くないニュースが多いのに!ある。また経済指標もタイミングを見計らったかのようにして悪い。それでもニューヨーク時間にシフトするころには、ドル円は77円の後半まで押し戻され、ユーロドルも100ポイント以上の下落。
私はタイトストップをおいて、捨ててかかっていたので、利食いまでの距離は遠かった。ユーロドルのショートで久しぶりに大きく取れた。思うにここ1週間でたまりにたまったドルショートが一気に吐き出されてしまったのではなかろうか。
私は夜中の0時前に寝てしまっていたが、夜中の3時ごろに目を覚ますとドル円が78円台に乗っていた。ドル円もロングをキープしていたので、ちょっと期待しつつチャートで調べると、いちばん戻っている高い場所が今らしい。
こちらのドル円も40ポイント取れたのだから、即座にクローズした。いかんせん、これだけ強力なベアマーケットのなかで取れた40ポイントだ。また下がったら買い直せばいい。そういうわけで朝を待たずに私のポジションはなくなった。
そして本日もアジア勢の強烈なドル売りが始まった。ユーロドルもドル円もふたたびドル安方向へ。与謝野大臣が「1兆円くらいといった大規模な為替介入なんかできるわけがない」と発言したことで、いっそう円高が進む結果をもたらした。ほどよくドル安が進んで来たので、私は再び少しずつドルを拾っていくドルロング作戦だ。もちろんタイトストップにして。
今晩はいろいろ経済指標もでるが、なんといっても注目されるのは、アメリカの上限引き上げ問題だ。夜中の2時からベイナ-下院議長がスピーチする予定である。何か動きというか、協議において多少の進展が見られるかもしれない。
それまでは相場のほうも様子見となって、経済指標などでも動かなくなる可能性が高い。早めに寝て夜中に起きることにしよう。ストップ注文が着いていないことだけを祈りながら(笑)。
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