本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:米)第3四半期経常収支
・23時00分:米)対米証券投資
・23時15分:米)鉱工業生産
・24時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・08時50分:日)第4四半期日銀短観
・11時30分:中)HSBC製造業PMI
・17時28分:独)製造業PMI【速報値】
・17時28分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時58分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分:欧)サービス業PMI【速報値】
・18時30分:英)小売売上高&【除自動車】
・19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表&四半期金融政策報告
・20時25分:欧)ドラギECB総裁の発言
・ゴトオ日要因
・ECB月例報告
・スペイン、フランスの国債入札日
・欧州議会本会議(12日~15日開催)
・米国の主要企業の決算発表→フェデックス、アドビ・システムズ、他
・今週に、米国の長期国債の入札(本日は、5年インフレ連動国債を120億)が相次ぐ点
・クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、国債利回りにも敏感)
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、ゴトオ日でECB月例報告が行われる他、SNB政策金利&声明発表&四半期金融政策報告やスペイン、フランスの国債入札も予定されている。
米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と生産者物価指数&【コア】、フィラデルフィア連銀景況指数がメイン。
その他、NY連銀製造業景気指数、第3四半期経常収支、対米証券投資、鉱工業生産への注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利に影響を与えやすい。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。
先週は、市場参加者が減少する中、新規材料に乏しく揉み合いが続いたが、今週に入ってからは、リスク回避方向に傾
き加速している。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
特に、直近の金融市場は欧州各国の国債の入札状況や利回り、欧米の株式市場の動向に敏感。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表やクリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期である点にも十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)第4四半期日銀短観
→注目度はそれなりにあるが為替相場の反応は限定的か
・11時30分:中)HSBC製造業PMI
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・17時28分:独)製造業PMI【速報値】
・17時28分:独)サービス業PMI【速報値】
→発表でのユーロへの影響はなかなか
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表&四半期金融政策報告
→スイス高への言及や今後の金融政策への思惑が噴出すれば、大きな反応にも
・17時58分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分:欧)サービス業PMI【速報値】
→17時28分のドイツのもので反応していたら、こちらにも注意したい
・18時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・19時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→反応は未知数。時間的にはユーロが動き出すキッカケになるかも
・20時25分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:米)第3四半期経常収支
・23時00分:米)対米証券投資
・23時15分:米)鉱工業生産
・24時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
→目白押し。4つの時間に7種類の経済指標。注目度の高いものも多く、それぞれの発表で相場は一喜一憂するかもしれないが、クリスマス休暇&年末相場のこの時期はそれ以上にロンドン・NYタイム以降の恣意的な流れについていくのが重要。短気の回転で
12月12日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、国債利回りにも敏感)
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼FOMC結果発表
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、長期金利はドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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12月15日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・15日のゴトオ日 ・スペイン、フランスの国債入札日 ・欧州議会本会議(12日~15日開催) ・米国の主要企業の決算発表→フェデックス、アドビ・システムズ、他 |
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06:30 | NZ)企業景況感 | × | - | 46.5 | ||||||||||
08:50 | 日)第4四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
○ | -2 | +2 | ||||||||||
↑・[大企業製造業先行き] | -3 | +4 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | +1 | +1 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | +1 | +1 | ||||||||||||
↑・[設備投資計画] | +2.5% | +3.0% | ||||||||||||
09:30 |
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
△ | - | +1.1% | ||||||||||
- | +4.4% | |||||||||||||
11:30 | 中)HSBC製造業PMI | ◎ | - | 48.0 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +15.9% | ||||||||||
17:15 |
ス)第3四半期鉱工業生産 [前期比/前年比] |
△ | -0.9% | +3.6% | ||||||||||
±0.0% | +2.3% | |||||||||||||
17:28 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 47.5 | 47.9 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.0 | 50.3 | |||||||||||
17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
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↑・四半期金融政策報告 | ◎ | - | - | |||||||||||
17:58 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 46.0 | 46.4 | ||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 47.0 | 47.5 | |||||||||||
18:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
18:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | -0.3% | +0.6% | ||||||||||
+0.4% | +0.9% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
-0.4% | +0.6% | ||||||||||||
+0.3% | +0.9% | |||||||||||||
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | -0.3% | |||||||||||
+10.6% | +10.6% | |||||||||||||
19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
+3.0% | +3.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.6 | +1.6% | ||||||||||||
20:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | -20 | -19 | ||||||||||
20:25 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
22:30 | 加)第3四半期設備稼働率 | △ | 79.0% | 78.4% | ||||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 39.0万件 | 38.1万件 | |||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | +3.00 | +0.61 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.2% | -0.3% | |||||||||||
+5.8% | +5.9% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | ±0.0% | ||||||||||||
+2.9% | +2.8% | |||||||||||||
米)第3四半期経常収支 | BB | -1084億 | -1180億 | |||||||||||
23:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +625億 | +686億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +574億 | ||||||||||||
23:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.1% | +0.7% | ||||||||||
米)設備稼働率 | B | 77.8% | 77.8% | |||||||||||
24:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | S | +5.0 | +3.6 | ||||||||||
26:50 | 欧)バローゾ欧州委員長の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)5年インフレ連動国債入札 | BB | 120億 | |||||||||||
29:20 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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クリスマス・年末相場で基本的には様子見
ロンドン・NYタイム以降でのショート狙い。流れの加速に対して追随で短時間での回転
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)