昨日のアジア時間では北朝鮮のニュースでいっぱいになったが、マーケットに影響を与えたかというと、結果的に見るとあまり材料視されなかったようである。確かに報道が流れた瞬間は地政学的にも円売りが進んだり、どちらに行くかわからないのでリスク資産からは離れておこうというリスク回避の姿勢も垣間見えたりしたが、欧州時間になるとまったく無視された格好で欧州固有の材料を求めての相場展開となっていった。
ユーロドルは最近めっきり定位置になってしまった感のある1.3000の攻防。1.29台には強力な買いイントがあるとも思えないのだが、今までのところ、ディップのレベルということでテクニカル面からのビッドが入ってきている。また一方でトップサイドもオファーがたくさん。その多くは逃げの売りであり、つまりはロングの損切りである。今年のユーロドルのレンジが、年足のいちばん下のほうにいるのだから、仕方のないことではある。ちょっと1.31台などには簡単には戻りにくい状況だ。
そのうえクリスマスを控えているので、参加者薄。材料が出ても、相場は反応すらしないかもしれない時期に差しかかっている。前日のように、やはり当面のレンジは1.2950から1.3050と想定してのレンジ取引で挑みたい。逆張ったところから25ポイントは耐える。そのかわりに利食いは40ポイントは欲しいところだ。
そういう心持ちで見ていると、夜の8時過ぎからユーロドルが上昇してきた。1.3030なども越えてきたので、私はさっそく売り態勢に入った。すぐに売らないのは、上がっている時は売りたくないからだ。どこかで反転してきて、10ポイント位のリバースが見られたら、そこから売っていく。まあ、体のよいポイント&フギィア作戦のようなものだ。売りゾーンが決まっているので、売るには売るのだが、いくらで売ることになるかはマーケット次第。
結局のところ、1.3028で売ることとなった。しかるに買い戻しのストップ注文は1.3053でプレース。利食いのターゲットは1.2988になるのだが、これは欲張るケースもあるので利食い注文は出さないでおく。夜の0時を過ぎても為替相場は静かで、値動きに乏しい。私は寝ることにした。どうせストップ注文は出しているのだし。
ニューヨーククローズ前に目を覚ますと、ユーロドルは1.29台だったのでとりあえず@1.2997で買い戻した。調べると私の利食いレベルまで落ちていたが、見ていてもどうせ利食わないで我慢しただろう。結果は同じことになっていただろうと慰めた~。
そのあとも相場のほうはまったくの無風状態。ユーロドルの1.3000をはさんでの攻防はさらに値幅を縮めてやっているようだった。ニューヨーク時間ではEU財務相の電話会合で、ESMの上限について合意にいたらなかったことが話題になったようだが、合意できていたらユーロは上がっていたのだろうか。これは年末に向けての問題となるだろう。
今晩は住宅関連の指標があるが、やはり注目は米国株の動向だろう。今月の安値のレベルを更新する毎日だ。株の投げ売りの出やすい地合い。先月の25日に記録した安値をトライするようなことになれば、相場全体がリスク回避に向かわざるをえない。
それを契機にユーロポンドの0.8350の下抜けや、ユーロ円の100.70割れだって起こりそうなものである。と同時にユーロドルも今年の最安値である1月の1.2874を割れてくることもないとはいえない。相場が静かなだけに妙に緊張感だけは残る。
日本時間 18時30分
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