本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の追加金融緩和期待』や『バーナンキFRB議長の発言』にあり。
米国の経済指標は、
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・23時00分:米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
・21時30分:加)GDP&第2四半期GDP
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・23時00分:米)バーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホールでのシンポジウムにて】
・週末要因
・月末要因(8月・月末最終営業日)
・大量の米国の長期国債の償還・利払いの日
・ジャクソンホールでシンポジウムが開催(31日・1日開催)
・独中首脳会談(30日・31日開催)
・来週にECB金融政策結果発表や米国の雇用統計発表を控える点
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、8月・月末最終営業日。
米国の経済指標は、シカゴ購買部協会景気指数とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される。
また、バーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホールでのシンポジウムにて】にも大きな注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れで、FOMC議事録の公表でドル売りの流れが更に加速したが、週末は調整が主体となった。
今週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れが強まった後は、調整・揉み合いが主体となっている。
本日は、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点。
その他、米国の追加金融緩和への思惑や米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表、週末要因及び月末要因も重要。
また、バーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホールでのシンポジウムにて】にも大きな注目が集まる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度はそれなりだが反応は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→欧州市場が動くキッカケになりやすい
・18時00分:欧)失業率
→発表での影響はまずまず
・21時30分:加)GDP&第2四半期GDP
→発表での影響は非常に大きい
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・23時00分:米)製造業受注指数
・23時00分:米)バーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホールでのシンポジウムにて】
→3つの時間に3種類の経済指標とバーナンキFRB議長の発言。経済指標への注目度も高いが、やはりバーナンキFRB議長の発言がメインとなりやすい。発言での変動を上手く捉えて大きな流れにのりたいところ
8月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼8月・月末要因
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表
▼来週にECB金融政策結果発表を控える点
▼来週に米国の雇用統計発表を控える点
▼バーナンキFRB議長の発言(ジャクソンホール)
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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8月31日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・8月・月末最終営業日 ・日本の8月度外国為替平衡操作の実施状況の公表 ・大量の米国の長期国債の償還・利払いの日 ・ジャクソンホールでシンポジウムが開催(31日・1日開催) ・独中首脳会談(30日・31日開催) ・来週にECB金融政策結果発表や米国の雇用統計発表を控える |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -27 | -29 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.3% | 4.3% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.83 | 0.82 | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.3% | -0.2% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.2% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.7% | -0.8% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.6% | -0.6% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | +1.7% | +0.4% | ||||||||||
+1.8% | -1.5% | |||||||||||||
12:00 | NZ)マネーサプライM3 | × | - | +5.7% | ||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -10.3% | -0.2% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +4.6% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.1% | ||||||||||
+0.1% | +2.9% | |||||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | -0.7% | |||||||||||
-2.2% | -2.6% | |||||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +2.5% | +2.4% | ||||||||||
欧)失業率 | ○ | 11.3% | 11.2% | |||||||||||
欧)クーレECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | △ | -52億 | -57億 | ||||||||||
21:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+2.2% | +2.4% | |||||||||||||
↑・第2四半期GDP[前期比年率] | +1.6% | +1.9% | ||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 53.2 | 53.7 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 73.6 | 73.6 | ||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | +2.0% | -0.5% | ||||||||||
米)バーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホールでのシンポジウムにて】 | SS | 要人発言 | ||||||||||||
26:10 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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バーナンキFRB議長の発言での変動で臨機応変に
バーナンキFRB議長の発言での変動で臨機応変に
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