8月30日(木)■『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の追加金融緩和期待での変動』や『明日にバーナンキFRB議長の発言を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の追加金融緩和期待での変動』や『明日にバーナンキFRB議長の発言を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・07時45分：NZ)住宅建設許可
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
・10時30分：豪)第2四半期民間設備投資
・14時30分：NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
・16時55分：独)失業率＆失業者数
・21時30分：加)第2四半期経常収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・五十日要因
・月末要因(明日が8月・月末最終営業日)
・独中首脳会談(30日・31日開催)
・イタリアの長期国債入札日
・欧州の大手金融機関の決算発表→ギリシャ国立銀行
・米国の主要企業の決算発表→シエナ、他
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
・明日にバーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホール】を控える点
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

30日の五十日で、明日が8月・月末最終営業日。

米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターにも注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れで、FOMC議事録の公表でドル売りの流れが更に加速したが、週末は調整が主体となった。
今週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れが強まった後は、揉み合いとなっている。

本日は、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点。
その他、米国の追加金融緩和への思惑や米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表も重要。
また、明日にバーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホール】を控える点にも要注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・07時45分：NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか

・10時30分：豪)住宅建設許可件数
→発表での影響は非常に大きい

・10時30分：豪)第2四半期民間設備投資
→発表での影響はなかなか

・14時30分：NZ)ボラードRBNZ総裁の発言
→言及次第

・16時55分：独)失業率＆失業者数
→欧州市場が動くキッカケとして注視

・21時30分：加)第2四半期経常収支
→発表での影響はなかなか

・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
→1つの時間に2種類の経済指標。まずは発表での変動を狙いたい


8月27日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼8月・月末要因
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
▼米地区連銀経済報告（ベージュブック）の公表
▼来週にECB金融政策結果発表を控える点
▼来週に米国の雇用統計発表を控える点
▼バーナンキFRB議長の発言(ジャクソンホール)
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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8月30日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・30日の五十日 ・明日が8月・月末最終営業日 ・APEC財務相会合 ・独中首脳会談(30日・31日開催) ・イタリアの長期国債入札日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ギリシャ国立銀行 ・米国の主要企業の決算発表→シエナ、他 ・明日にバーナンキFRB議長の発言【ジャクソンホール】を控える
07:45		NZ)住宅建設許可	○	+3.0%	+5.7%
08:50		日)小売業販売額	×	-0.1%	+0.2%
		↑・大型小売店販売額	×	-3.2%	-2.6%
10:00		NZ)NBNZ企業信頼感	△	-	15.1
10:30		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	◎	-5.0%	-2.5%
				+6.0%	+10.2%
		豪)第2四半期民間設備投資	○	+3.0%	+6.1%
14:30		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	○	要人発言
15:00		南ア)マネーサプライM3	×	+6.62%	+6.99%
16:55		独)失業率	○	6.8%	6.8%
		↑・失業者数		+0.7万人	+0.7万人
17:30		英)消費者信用残高	×	+5億	+6億
		英)マネーサプライM4 [前月比/前年比]	×	-	-1.6%
				-	-5.2%
18:00		欧)消費者信頼感【確報値】	×	-24.6	-24.6
18:30		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+2.0%	+4.4%
				+5.8%	+6.6%
21:00		南ア)財政収支	×	-	+181.9億
21:30		加)第2四半期経常収支	○	-153億	-103億
		米)新規失業保険申請件数	AA	37.0万件	37.2万件
		米)個人所得	BB	+0.3%	+0.5%
		↑・個人支出		+0.5%	±0.0%
		↑・PCEデフレーター[前年比]		+1.4%	+1.5%
		↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比]		+0.1%	+0.2%
				+1.7%	+1.8%
26:00		米)7年債入札	BB	290億ドル
27:00		欧)アスムセンECB理事の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

明日のバーナンキFRB議長の発言待ち

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明日のバーナンキFRB議長の発言待ち

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