昨日はアジア時間でユーロドルがここ最近の安値を更新。1.2803までいってしまった。アジア時間では株安も進んだので、それを嫌気したリスク回避的なユーロ売りも出てきたものと思われる。中国の景況感指数も良くはなかったので、ますますリスクを取りにくい状況。
それでも昼間にはムーディーズがスペインの緊縮策を評価するようなコメントも出ていたので、ユーロの下げは一服。欧州時間のスタートではかなりユーロの買い戻しが優勢な展開となって始まった。東京市場を見てしまった私を含めたアジア勢は、なかなかユーロドルの1.28台のミドルアッパーを買っていけない。
ユーロのショートポジションも十分に溜まっていたせいもあってか、ユーロドルはあれよあれよという間に1.29台にまで戻してきた。とくに材料は出ていないようだ。スペイン国債も長期金利が劇的に低下しているわけでもない。
弱く始まったはずの欧州株も、いつの間にか大幅高に転じている。グローベックスでの米国株も上値追いの姿勢を崩していないので、このような状況ではユーロ売りに励むわけにもいかない。アメリカのイベント待ちにするしかなさそうだ。
エバンス総裁が追加緩和の余地ありとコメントしたことで、株高をともなってユーロ買いが強烈に入った。1.29台なのだから、前日の高値である1.2959あたりがターゲットとなる。私も1.2940を越えてきたら、そこをバックに売ってみようと思っている。しかし売ろうと思うと、なかなか上がらない~。23時のISM景況指数が予想を上回り、米国株がさらに急伸した。
先週までの調整で下げた分を取り戻す勢いだ。すでに米国株は今年の最高値を狙う位置にまで戻したが、ユーロドルの上げは1.2930台まで。ユーロだけは高値警戒感が残っているようだ。もしくは先週末にかけて買い進んだユーロロングの逃げのオファーがかぶさっているのかもしれない。
私は寝る前にもう一度相場を見たら、すでに1.29台を割りそうな感じのところだった。何もしないのはしゃくなので、1.2906で売って寝た。ストップ注文は1.2925で置いておく。20ポイント以上は耐えたくない。そのかわり利食いも30ポイントでいいと思ってのポジションだ!
朝、起きて相場をチェックすると、ユーロドルは上もやっていない代わりに、下サイドもさほどやっていない。バーナンキが金融政策についてスピーチしたが、従来の内容と変わらないものだったので、相場に影響なし。
ただ雇用の悪さを強調した点が目立って、そのため米国株は日中のほとんどすべてのゲインを吐き出した。それでもクロス円などに大きな売り圧力がかかることはなかったようだ。とりあえず早朝の1.2891で買い戻して、後に備える。
ユーロドルもレンジ相場だと想定して、1.2850より下ではロングにしてみて、1.2920アッパーではショートにしてみるなどするしかなさそうだ。アジア時間にオーストラリア中銀が予想外に利下げに踏み切った。ちょうどユーロドルは1.2920近辺まで吹き上がってきたので、早速に作戦を実行してみた。
今晩は極端にイベントが少ない。したがって欧州のスペイン債の利回りや、欧州初の要人発言でしかマーケットムーブは期待できそうもない。明日に出るADPや金曜日の雇用統計に向けて、あまり動きたくはないところだろう。
日本時間 16時30分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年1月6日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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