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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

レンジ相場にはまってるユーロ
ECB理事会でも変わらずか

2012年10月04日(木)15:53公開 (2012年10月04日(木)15:53更新)
持田有紀子

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 ここ最近はユーロドルで往って来いの相場が続いている。1.2850から1.2950をコアレンジとする完全なボックスに入ったかのようにも見える。次の大きな材料として週末の雇用統計までは、ここにハマっているつもりなのだろう。不思議なのはご丁寧に高値ゾーンを攻撃しても、ニューヨーククローズにかけては再度、押し込まれることである。そのまま高値圏の近辺でクローズするのならば自然なのだが。

 そういうわけで私もご多分に漏れずに、同じパターン戦術で相場に臨んだ。昨日の欧州序盤は1.28台の後半であった。あまりユーロが上がるようにも思えないのだが、テクニカルの一環としてユーロを買っていくしかない。私は1.2896で買った。目指すは1.2950あたりであり、とくに暴騰するなどとは思っていない。利食い売りが入ればいっせいに下がってしまうだろうと見込んでいるからである。

 しばらく時間はかかったが、欧州債の入札の時間帯が近づいてくると徐々にユーロドルは値を切り上げてきた。1.2935まで上がってきたが、それより伸びない。私としてはまだ上があると見ていた。グローベックスでの米国株も堅調であり、高値圏で張り付いている。クロス円も決して軟調地合いに転じたわけではない。

 もうちょっと我慢してみようと思っていたが、結果的にはここが最高ポイントとなったわけで、私も1.2915で売らされるハメになった。あまりにも短時間でユーロロングがたまり過ぎたのであろう。ようやくADP指数の時間になった。ADPは雇用統計を目前にして注目が集まっている。

 しかしユーロドルはというと反応が難しい。数字が良ければどうなるのか。株価が上昇してリスクテークの流れになれば、クロス円の上昇にリードされてユーロドルも上がってしまうのか。それとも米経済が良いということでドル買いとなり、ユーロドルは1.29台割れに向かうのか。はじめから決め打ちをできないところだ。私としては数字が出てから、ドル円でポジションを取ってみようと思った。あまり動かないと思いながらも。

 ADPの就業者数は16万人台。予想よりも1,2万人多い。そこでドル円を買った。すでに出る直前よりも15ポイントほども上がっていて、78.36だったが仕方がない。すぐに78.20で売りのストップ注文を置いて、その後の動きを注視。ISMの非製造業の出る前までに勝負を決したいと思っていたが、ドル円の上昇は78.50がつかずといった感じ。

 米国株が始まったが、売りもの先行でスタートして株価は下げ気味。私は78.43ですぐにやめてしまった。やはりドル円は値幅が少ないということでやるべきではなかったかもしれない。リスクだけ大きいようにも思える。

 今日は米大大統領選の候補による公開討論会があった。中間層を重視のオバマに対して、ロムニーは富裕層の減税に基づく経済活性化を主張。当初はオバマ優勢で終わるのではないかと思われていたのだが、ロムニー候補もなかなかの奮戦ぶりであった。90分の論争が終わると、グローベックスでの米米国株は大幅に上昇。昨日の高値をも越えてきた。

 リスクオンということでユーロ円も上がって、101円台の後半まで行った。ここのステージでは私は手を出さなかったが、ちょっとリスクテークに傾くには根拠が薄弱のようにも思える。欧州時間でのユーロの値動きを確認して、それでニューヨーク勢が参入する頃にまだ上がりきっていないようであれば、ユーロドルかユーロ円を売り込んでいきたいものだと考えている。

 今晩はECBの理事会があるが、前回やったので、今回はなにもしないとされている。ドラギ総裁が会見で何か変わったことでも言わないかぐらいが関心事であろう。米国株の動きに注意して、買い過ぎたロングポジションの投げでも出てきたら、そこが相場に入る絶好のタイミングとなろう。


日本時間 16時00分

 


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