11月14日(水)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『FOMC議事録の公表』や『16日にギリシャ国債の償還を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『FOMC議事録の公表』や『16日にギリシャ国債の償還を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)第3四半期小売売上高
・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・19時00分：欧)鉱工業生産
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・19時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・19時30分：英)キングBOE総裁の発言
・28時00分：米)FOMC議事録公表(10月23・24日開催分)
・中国共産党大会(8日～14日開催)
・米国の主要企業の決算発表→タイコ、他
・米・大統領選明けでの米国の今後の政局や経済・財政に対する思惑
・16日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える点
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

中国共産党大会が本日まで開催中で、BOE四半期インフレ報告とFOMC議事録公表(10月23・24日開催分)が行われる。

米国の経済指標の発表は、生産者物価指数＆【コア】と小売売上高＆【除自動車】に大きな注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、米国の大統領選でオバマ再選の結果が出た後は、米国の株式市場が大きく下落したり、ギリシャ絡みで欧州債務懸念が再燃した事で、リスク回避の流れやユーロ売りが加速した。

週明けの為替相場は、欧州債務懸念が燻り続けて大きめに上下に振れるも、明確な方向性は出ないままでいる。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務懸念(ギリシャ絡みの話題に敏感)での方向性が重要。
また、FOMC議事録公表(10月23・24日開催分)や米国の今後の政局や経済・財政に対する思惑、16日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える点での動向にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・06時45分：NZ)第3四半期小売売上高
→発表での影響は非常に大きい

・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表での影響は非常に大きい

・19時00分：欧)鉱工業生産
→発表での影響はなかなか

・19時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・19時30分：英)キングBOE総裁の発言
→内容次第も、発表での影響は大きめ

・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・28時00分：米)FOMC議事録公表(10月23・24日開催分)
→2つの時間に2種類の経済指標とFOMC議事録。どれも注目度及び市場影響度が非常に高い


11月12日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米・大統領選明けでの米国の今後の政局や経済・財政に対する思惑
▼中国の共産党大会絡みでの影響
▼ユーロ財務相会合やEU財務相会合による影響
▼15日に米国の中長期国債の利払い・償還日
▼16日にギリシャ国債の償還日(50億ユーロ)
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融企業の決算発表
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑

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11月14日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・中国共産党大会(8日～14日開催) ・米国の主要企業の決算発表→タイコ、他 ・16日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える
06:45		NZ)第3四半期小売売上高	◎	+0.4%	+1.3%
08:30		豪)ウエストパック消費者信頼感指数	×	-	99.2
09:30		豪)第3四半期賃金コスト指数 [前期比/前年比]	×	+0.8%	+1.0%
				+3.8%	+3.7%
18:30		英)失業率	◎	4.8%	4.8%
		↑・失業保険申請件数		±0.0万件	-0.40万件
19:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-2.0%	+0.6%
				-2.2%	-2.9%
19:30		英)BOE四半期インフレ報告	◎	-	-
		英)キングBOE総裁の発言	○	要人発言
20:00		南ア)小売売上高 [前月比/前年比]	△	+0.3%	+2.0%
				+4.8%	+6.4%
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-5.0%
22:30		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.2%	+1.1%
				+2.6%	+2.1%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	±0.0%
				+2.4%	+2.3%
		米)小売売上高	AA	-0.2%	+1.1%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	+1.1%
24:00		米)企業在庫	B	+0.6%	+0.6%
28:00		米)FOMC議事録公表(10月23・24日開催分)	SS	-	-
翌 06:30		NZ)企業景況感	×	-	48.2
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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