11月15日(木)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『米国の経済指標の発表』や『明日にギリシャ国債の償還を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『米国の経済指標の発表』や『明日にギリシャ国債の償還を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・24時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・16時00分：独)第3四半期GDP【速報値】
・18時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
・19時00分：欧)第3四半期GDP【速報値】
・19時00分：欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・20時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
・27時20分：米)バーナンキFRB議長の発言
・五十日要因
・米国の中長期国債の利払い・償還日
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、アプライド、デル、ギャップ、バイアコム、他
・米・大統領選明けでの米国の今後の政局や経済・財政に対する思惑
・明日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える点
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

15日の五十日で、米国の中長期国債の利払い・償還日。

米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数、消費者物価指数＆【コア】、NY連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀景況指数に大きな注目が集まる。
その他、バーナンキFRB議長の発言も行われる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、米国の大統領選でオバマ再選の結果が出た後は、米国の株式市場が大きく下落したり、ギリシャ絡みで欧州債務懸念が再燃した事で、リスク回避の流れやユーロ売りが加速した。

今週の為替相場は、昨日の相場で日本の衆議院解散決定でドル円が大幅上昇したほか、欧米の株式市場が大幅下落でリスク回避の流れが強まったが、ユーロも買い戻されている。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務懸念(ギリシャ絡みの話題に敏感)での方向性が重要。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表やバーナンキFRB議長の発言、明日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える点での動向にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・16時00分：独)第3四半期GDP【速報値】
→発表での影響は非常に大きい

・18時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
→発表での影響は非常に大きい

・19時00分：欧)第3四半期GDP【速報値】
→発表での影響はなかなか

・19時00分：欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】
→発表での影響はなかなか

・20時00分：欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・24時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・27時20分：米)バーナンキFRB議長の発言
→3つの時間に4種類の経済指標とFRB議長の発言。どれも注目度及び影響度は非常に大きい


11月12日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米・大統領選明けでの米国の今後の政局や経済・財政に対する思惑
▼中国の共産党大会絡みでの影響
▼ユーロ財務相会合やEU財務相会合による影響
▼15日に米国の中長期国債の利払い・償還日
▼16日にギリシャ国債の償還日(50億ユーロ)
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融企業の決算発表
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑

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11月15日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・15日の五十日 ・米国の中長期国債の利払い・償還日 ・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、アプライド、デル、ギャップ、バイアコム、他 ・明日にギリシャ国債の償還(50億ユーロ)を控える
06:30		NZ)企業景況感	×	-	48.2
09:00		NZ)ANZ消費者信頼感指数	×	-	110.5
09:30		豪)新車販売台数 [前月比/前年比]	×	-	+4.7%
				-	+14.4%
10:45		米)ウィリアムズ：サンフランシスコ連銀総裁の発言	B	要人発言
16:00		独)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	◎	+0.1%	+0.3%
				+0.8%	+1.0%
18:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
18:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	-0.1%	+0.6%
				+1.6%	+2.5%
		↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比]		-0.1%	+0.6%
				+2.1%	+2.9%
19:00		欧)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比]	○	-0.1%	-0.2%
				-0.6%	-0.5%
		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	○	+0.2%	+0.7%
				+2.5%	+2.5%
		↑・消費者物価指数【確報値】【コア】		+1.5%	+1.5%
20:00		欧)ドラギECB総裁の発言	○	要人発言
22:30		加)製造業出荷	×	+0.3%	+1.5%
		米)新規失業保険申請件数	AA	37.5万件	35.5万件
		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.1%	+0.6%
				+2.1%	+2.0%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+2.0%	+2.0%
		米)NY連銀製造業景気指数	AA	-8.00	-6.16
23:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
24:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	S	+2.0	+5.7
25:00		米)週間原油在庫	B	-	+177.0万
27:20		米)バーナンキFRB議長の発言	S	要人発言
28:45		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
翌 06:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

上昇継続・加速時に、ロングで追随

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上昇継続・加速時に、ロングで追随

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