ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円87円台まで下落、
円買い続くか米企業の決算を大注目!

2013年01月16日(水)16:19公開 (2013年01月16日(水)16:19更新)
持田有紀子

100万口座達成!GMOクリック証券は最短即日取引可能!

 昨日は昼間に甘利大臣の「円高行き過ぎ」発言も飛び出したので、久しぶりの円の買い戻しが入った。朝から今年の最高値である89.66をターゲティングしていたのだが、一転して売りが優勢となった。最初のうちは一時的な利食い売りということで済まされていたが、89円台を割り込んでくると、そうも言っていられなくなった。一段安すれば相当の投げ売りも出てきそう。欧州序盤までに朝がたのトップからほぼ1円幅を落としての海外市場となった。

 ドル円は88.65あたりまで差し込んで、89円台にまで戻すかどうかを試されるところ。89円台に戻しきったならば、再び円売り相場が戻ってくるに違いない。逆にいうと、89円ちょうどにも触れないならば、当分、ポジション調整も含んだ円の買い戻しの圧力が高まるだろう。そう考えて私は89.00を買い戻しラインに設定して、ドル円のショート攻めで参戦することにした。

 ちょうど88.80あたりだったので、とりあえず88.83で売ってみた。ロスカットは89.00。後はマーケットに任せるしかない。自分がポジションを作ってからは動かなくなった。自分のコストの前後5ポイントほどの狭い動きとなった。ドイツが今年のGDP見通しを下方修正したが、それで落ちたのはユーロドルとユーロ円であって、肝心のドル円はあまり動かなかった。

 ようやく動き出したのは20時半を回ってから。88.50を下回って来たので、利食い体制に入った。本来ならばもう一発売り込んで売り増ししてもいいところなのだが、まだ年初だし、無理をしないうほうを選ぶことにした。ポジションがなくなった後でも、さらに下押しするならば、そのときは再度フレッシュに作り直すことにする。ドル円は88.29までついて、88.40-88.50ゾーンでの値動きとなった。我慢したいところだが、アメリカの経済指標がたくさん出る時間帯が接近しているので、とりあえず88.44で買い戻すことにした。

 出てきた経済指標はおおむね良かったというべきなのだろう。小売りの数字も景況感も予想よりも良かったのである。ドル円やユーロ円は買い戻しが優勢となった。それでもドル円は99.00に届くことはなかった。私は早起きしていたので、とても眠い~。知らない間に寝てしまって、夜中に目を覚ました。3時くらいだったろうか。ドル円は相変わらず88円台のミドルアッパー。ユーロドルが1.33台だったが、急激に落ちてきた。

 ニュースを探すと、ユンケル議長がユーロが高過ぎると言っている。これは直接的で強烈だ。だから100ポイント近くもユーロドルが落ちたのだろう。いつもならば喜んでユーロドルに参戦するのだが、最近の私の関心はドル円に傾いているので、ユーロドルでショート攻めは思いとどまった。東京市場での仲値決めで盛り上がったところを売っておきたいので、もうひと眠り。

 しかし今日は仲値決めに向けてドル円は上がっていかなかった。どんどん下がる一方だ。私は上がったところを売ろうと思っていたので、ちょっと意外な展開だ。これならば仲値決めが通過したら、速攻でドル円を売り込まないと。朝のレベルからはすでに40ポイントもドル円が下がってしまった。かなり遅ればせながら、私も88.42で売っていった。

 ドル円は昨日の安値である88.29も下回ってきたが、それで売りの流れが決定的になったかとも思われたが、スピードはのろい。ランチタイムには87円台にも突入したが、走らない。とりあえず88.50でストップアウトしようとは思っているが、早めにカットしたほうがよいのかもしれない。ショートカバーのほうが激しくなるからだ。

 今晩はJPモルガンやGSといった注目を集める金融株の決算が、日本時間の21時前後に出てくる。経済指標も小さいものがたくさん出るが、やはり今年の最高値の近くにいる米国株に影響を与えるべき企業決算の方が大事であろう。今日の日本株は円高のために大幅に値を下げているので、そこへさらに株売り材料を与えることにでもなれば、ドル円やユーロ円はリスク回避の観点からいっそうのさげを演じることになるかもしれない。


日本時間 16時20分
 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

おすすめFX会社
link

ザイFX!限定で5000円!

セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]

マーケット情報充実!今ならザイFX!限定5000円がもらえるキャンペーン中!

link

人気の1000通貨自動売買『iサイクル注文』

外為オンライン

当サイトからの口座申込者限定!条件達成で特別に3000円プレゼント!

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーンおすすめ10 トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行
キャンペーンおすすめ10 トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る