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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

失望の経済指標でドル高になりきれず、
さてミシガン大学では!?

2013年05月17日(金)15:57公開 (2013年05月17日(金)15:57更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州市場は、ドル円はやや上がってきて102.40あたりで、ユーロドルは下がってきての1.2860あたりで スタートした。前日と同じ状況である。だとするとドル円はアメリカの指標の出る時間帯である21時半に向けては高値攻めをするのかもしれないというパターン的な見解が出てくる。

 そのときに前日の高値である102.75が越えられるかどうか。ともかくもドル円を買っておこう。そして21時を過ぎても上がらなかったら、適当なところでポジションを閉じようと考えた。同じパターンであるならば、指標が出た後にドル売りになるかもしれないからだ。それほどに経済指標は悪いものが並ぶという憶測が、市場では強い。

 そういうわけでドル円を102.46で買って待っていたのだが、下がりもしない代わりに上がりもしない。しばらくは102.50を中心に前後10ポイントも動かない状態が続いた。とりあえず102.30で投げ売りのストップ注文だけは出している。ユーロドルも下がっているのだが、前日の安値である1.2843が意識されるのか、なかなか1.2850をクリアに割れてこないでいる。

 つまりドル高の支援がユーロからは得られていないということだ。ドル円が102.60レベルに上がってきたが、ユーロドルが下がらないので、弾みがつかない。そうこうしているうちにドル円は102.69まで高値を付けたものの、時間的に21時を回ってきた。当初の計画通りに102.53でやめてしまった。あまり動かなかったからと言えばそれまでだが、それにしてもドル円もユーロドルも前日のドルの高値を越えられないとは…。

 案の定、アメリカの経済指標はまたしても悪いものばかりが並んだ。 ドル円は確かに101円台にまで差し込んだが、押し目は浅かった。前日の高値を越えられないのと同様に、安値も下回ることができなかった。ニューヨーク時間ではますます小幅な値動きとなってしまい、結局のところ、ドル円もユーロドルも前日のレンジ幅の中におさまった格好となっている。

 ただ昨日のニューヨーク市場では、金融緩和の早期解除に関する要人発言が多く出た。これだけ株高でもあることだし、年内にでも資産の買い入れを止めるべきだという意見が目立った。だからといってそれがドル高に直結したわけではないが、最近になってよく見られるドルの全面高は、そうしたものを裏付けしているのかもしれない。

 そういうわけでドル円は101.90から102.70をコアレンジとする相場展開が続いており、ユーロドルは1.2850から1.2930となっている。どちらもドルとしての高値更新を視野に入れた動きだ。ドル高レベルを掴むのであれば、越えてから突っ込んでのドル買い。またドルの押し目ではしっかりとドルを拾い買いしておくべきだろう。

 今晩はミシガン大学の景況指数くらいしか、大きな材料はない。ここしばらくは米国株のセンチメント指数が悪いものが続いているので、今日の指標もあまり良くないというのが市場のコンセンサスである。たしかにここでサプライズになるくらいの良い結果が出ないと、ドルの高値更新は難しそうだ。


日本時間 15時50分
 


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