昨日もユーロ円のショートで粘る。基本は戻り売り。133円台の後半から売りはじめて、134円台に乗っても売り増して、134.50アラウンドで損切る。ナンピンにはなるが、仕方のないところ。そのかわりに小さいポジションから始めている。しかし昨日のアジア時間では132円台に定着してしまい、かといって突っ込んでまで売るつもりもないので、何も出来ずにいた。
欧州時間になってようやくユーロ円も133円台まで回復。今度はいつ下がってもいいように売り注文はOCO形式ではさんでおく。下がりはじめたら132.90でストップ的に売る。または上がって133.50、すなわち前日にも売ったレベルだ。
でも昨日の欧州時間ではドル安の流れで動いてしまった。ドル円の下げとユーロドルの上昇で反応している。ドルの全面安の形だ。ユーロ円は間に挟まれて、あまりダイナミックに動かない。これはいったんクロス円のポジショニングは、あきらめるべきだと悟った。
だが欧州時間の昼過ぎからは一転してドルの買い戻しが入った。果たしてここからドルを売り込んでいくかどうか。外部環境的には米国債の利回りは下げ続けているので、ドルはどこかで売っておきたい。また米国株も4日続落しているが、やはりグロベックスでも安値攻めをしている。
やはりユーロ円を売ろう。133.33で売ってみた。前日の高値は133.99までなので、134.00をロスカットに設定。そして133.50を越えたところと、133.85あたりでナンピンのオファーを入れる。後はマーケット次第だ。自分が真剣に見なければいけないのは、フェイバーになってからだ。
アメリカの経済指標ではそんなに相場の反応はなし。なかなか上がらないので私は利食い注文は入れずに早々に寝てしまった。朝起きて見ると、ユーロ円のナンピン売りは出来ていなかった。私は133.65で入れておいたのだが、133.55あたりまでしか上がらなかったようだ。そしてレベルは133円台の前半になっていた。米国株が安かったので、それにつれてのリスクオフもあったようだ。
ポジションが小さかったので、あまり小刻みな動きは気にしないようにしていたが、今日の仲値決めを前にしてユーロ円は132円台に突入。ドル円の安値攻めもあったが、日本株が軟調に推移していたからだろう。私もやはり132.93で売り増しした。
2日前にも同じことをやって、133円台に反発して乗せてきたところで買い戻ししている。なんだか嫌なフラッシュバックに襲われたが、仕方がない。もちろん133円台に戻したら速攻で買い戻さねばならないのだが、そう考える暇もなく、また同じように買い戻しさせられた(苦笑)。
そしてランチタイムには日本株は急上昇。政府が法人税の減税を早急に実施することを決めたとかで、盛り上がったらしい。そのおかげでドル円も99円台まで急反発。ユーロ円も1円以上も急上昇した。さすがにこのセッションではクロス円の戻り売りは控えたが、それでも私のスタンスは変わっていない。今晩もアメリカの財政の問題がメインテーマになるだろう。米国株が続落しているうちは、クロス円のショート政策のままでいるつもり。
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