昨日のアジア時間では、材料薄で為替レートは動かず。ただRBAの会合の後の声明で、「豪ドルが不快なくらいに高過ぎる」とされたことで、オージーは50ポイントほども下落した。しかしRBAは以前からオージー高に懸念を示していたので、特に目新しい材料というわけではない。
そしてオージーは欧州序盤で大きくショートカバーし、元に戻っていった。このオージーの戻しの局面で、ドル円などもドルのツラれ安となった。ユーロドルが1.3500をはさんでの上下10ポイントを中心に小動きを続けたままだったので、ユーロ円でもちょっと投げ売りが出てきたようだ。
EUが成長見通しを若干、下方修正したことでユーロは売られた。でもほぼ同時に指標が良かったイギリスのポンド買いも誘発して、ユーロポンドの激しい下げとなった。私としても最近はユーロポンドから遠のいていたが、さすがにマタ先になるだろうという思いもあったので、遅ればせながらユーロポンドを0.8416で売り込んでいった。すでに50ポイントくらい落ちてしまった後である。ユーロポンドの50ポイントはとても大きい。
すぐに5ポイントほどもフェイバーになったので、さっそくコストと同じところで買い戻しのストップ注文を置いた。ユーロポンドの5ポイントはとても重い。しばらくやっていないうちに、ポンド円もものすごく高くなっているので、その重さもひとしおだ。
しかし自分がポジションを持ったら、いつものユーロポンドの動きのようにチキチキとしか動かなくなった。要するに走らなくなったわけだ。大台である0.8400がグレートにサポートされている。なかなか割れない。ドルストレートで、ユーロもポンドも動かなくなってしまった。そして冬時間になって遅くなったニューヨーク勢の参入で、ようやく0.8400を割りこんできた。
それでも5ポイントほどしかユーロポンドは下げず、仕方がないので0.8400までストップレベルを下げて寝たのだが、朝見るとストップ注文はしっかりとついていた。悔しいことに、その後はずっと0.83台でステイしている(涙)。
今日はアジア時間の昼ごろからリスクテーク気味の円売りが入った。日本株も上昇し、グローベックスでの米国株も昨日の高値を抜けてくるなど、外部環境に変化が見られたからだ。ドル円も98.75あたりまで上がったりしたが、やはりここ最近のコアレンジを抜けてきたとうのは到底いいがたい。
今晩もイベントが少なく、明日のGDPとあさっての雇用統計待ちということになりそうだ。明日の今頃も、きっと今と同じレベルでやっているのではないだろうか。
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