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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

なかなか腰の強いドル円、
ADPなど出るが逆張りたい感じも

2013年12月04日(水)17:13公開 (2013年12月04日(水)17:13更新)
持田有紀子

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 昨日は東京時間のランチタイム以降にドル円が一段高して、103.37まで上昇した。これは5月につけた103.72以来の高値である。今年の高値ということで、当然のごとく重要なレジスタンスとなっており、その手前ではかなりもむだろう。あと35ポイントなのだが、これが近くて遠そうだ。この35ポイントを取りにいくために、103円台乗せからドル円をロングで攻めるのは得策ではなさそうであった。ロングにするならば103.80テイクンからでもよいのではないかと思う。

 ドル円が今年の最高値まであと35ポイントだという一方で、日本株も同じような足取りとなっている。ドル円と同じく5月22日に日本株も高値をつけた。日経先物は16000円までだったが、これが前日のナイトセッションでは15850円まで戻してきている。あと150円台だ。一日でも動いて届きそうなものだが、こちらのほうも重要なテクニカルポイントを形成しているようなので、簡単にはブレークをゆるさないだろう。ドル円も日本株も、今年の最高値を取りにくるのは、同じ材料、同じタイミングでのことになりそうだ。

 昨日のアジア時間ではドル円が高値の103.37をつけたステージで、日経先物も15810円まで高値をつけた。しかし前日の高値には少し足りず。これがますますリスクのアップサイドのほうを意識させた。とりあえずドル円はまだ腰が強い。しばらくは様子見である。無理して売らなくてもよい。103.75で全部ロスカットすることにして、103.30から15ポイント刻みで売り上がっていくことにした。マーケット参加者のほとんどがドル円やユーロ円がブルモードの中で行う逆張りなのだから、ポジションは小さめにして、損切りがついたにしてもダメージは極力小さいものにしたい。

 ドル円は欧州序盤に向けて垂れてきた。まだポジションができていない。まったく売れずで、このまま102円台に突入などになったら悔しいな。気がかりなのはクロス円で、ユーロ円は139円台のかなり後半のところで張り付いている。どうせそのうち念願の140円台には乗せてくるだろう。そのときにストップロスなども誘発してユーロ円は140.50あたりまで 急騰するようなことでもあれば、ドル円も再び日中高値を触りにいくだろう。そのときにドル円の逆張りショートができるだろうという見込みでいた。

 欧州時間になってユーロ円が140円台を乗せた。しかし直後の値動きがまずかった。通常ならば、これまでなかなか越えられなかった140円ちょうどでもあり、ブレークしたらストップロスを巻き込んで急上昇するものと見込まれていたのだが、140円ちょうどがついた直後から巨大な売りものに見舞われた。これは典型的なノックアウトオプションの利食いである。上昇を期待していたトレンドフォローのロングの投げも出て、クロス円がすべて下落に転じた。

 ドル円も103円ちょうどを割りこんできた。まったく想定外の動きとなった。こうなったらドル円のほうでも投げ売りは出てくるだろう、と読んで、ストレートに下げ局面を追いかけて売り込んでいった。102.84で。自分のストップロスは103.00でよいだろう。後はマーケットとにらめっこである。

 欧州株は軟調で、リスク回避の動きも重なってクロス円はますます重い。それで迎えたニューヨーク時間だったが、ドル円の下げは102.40あたりまで。ニューヨーク勢はドル買いで参入したようで、反発の気配が濃厚。私も102.51で買い戻した。

 夜中に北米自動車販売のデータが出た。プラス8.9%となって予想を大きく上回った。米国株は小確りとなってきたが、フォードなどが減産する意向を表明すると、株価は下げ幅を拡大。それでリスク回避が強まって、ドル円は101円台にも突入したようだ。

 高値警戒感のあった米国株がこれで3日続落したことで、さすがに本日の日本株は売り優勢。それでもドル円は下がることはなく、仲値決めにかけては買いを集め、102.65近辺まで戻した。昨日のドル円の下げも意外だったが、今日のアジア時間でもドル円の腰の強さもこれまた意外だった。

 さて今晩はADP指数が出る。予想のコンセンサスでは17、18万人くらいの増加となっている。雇用統計を控えているので、発表された瞬間は素直に動くのだろうが、昨日のドル円やユーロ円の下げで、マーケットに残ったシコリの方が気になる。そうした需給の偏りが今夜の海外市場をリードするのではないか。私としてはドル円かユーロ円の戻り売りで臨みたい。


 


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