アメリカが休みだったせいもあってか、最近のドル円は104円台だけでやっているような感じがする。104円台の後半まで攻めても105円台に乗せないし、104円台の前半まで垂れてきても103円台は定着しない。アメリカの長期金利も大きく見れば変化は見られないのだから、次の大きな材料待ちをしているようだ。
というわけで私としてもレンジ相場に対応したスタンスで構えなくてはならないと思う。ここで妙にブルかベアに固まってしまうと、あとで身動きが取れなくなりそうだからだ。当面は確固としたビューは持たずに想定レンジがはみ出るまでは103.90-104.90までのレンジ取引に励むべきだろうと考える。
昨日の欧州序盤ではドル円は104円台のミドル。特にポジションを作らなければいけないレベルではない。このままもうちょっと上がってくれれば、104.75アッパーからショートに振りたいところ。しかし欧州時間では104.70あたりまでが高値となってしまい、私としては積極的に売っていくには、ちょっとマーケットの値幅が小さすぎた。
そんなにケチらずに104.70で売ってもよいのだが、その後、動かなくなるとつらいしなぁ。たとえ5ポイントであろうとも、アゲインストのまま4時間も5時間も持ち続けるのは、気が滅入ってくるものだし…。
そしてニューヨーク入りとなった。連休明けの米国勢はリスクテークの方向で参入。米国株も高い。S&P先物などは歴史的な最高値まで急接近。ユーロドルも含めてドルの全面高で始まった。私は翌朝早くから用事があるので、レンジ内でポジションを作るための注文だけ出しておいて寝た。つまり104.85の売り注文と104.05の買い注文である。ロスカットはそれぞれの15ポイント外側である。
寝る前までは株価が強かったので、当然、売りの方ができているだろうと思っていたのだが、朝になって画面を見てみると買い注文の方がダンになっていた。J&Jやべライゾンの企業決算が良くなったというので、すぐに利食い売りに押されたそうだ。それにともなってドル円も下落に転じたようだ。しかもストップ注文はついていない。まあ、ラッキーなポジションだということで、早々に利食いをした。
さて今日の東京時間ではドル円が軟調。ランチタイムに日銀の金融政策の結果が出て、それを期待したリスクテークのポジショニングのアンワインドが起こった感じだ。ドル円の下げも明確になり、104.00あたりまで下落した。突っ込んで売りたいところだが、基本方針に従って103.90アッパーは買いとみなす。そして104.05でロングにした。
あとは103.90でストップ注文を置いておくだけなのだが、果たしてどうか。どちらにしても103.85とかつくようであれば、当然のように売っていかなければならないのはテクニカル面からの要請である。だがドル円は103円台に突っ込んだ後は下げ渋り、104円台前半ですこし揉んだらあっという間に買い戻されて104円台のミドルまで駆け上がった。今晩はイベントも少ないし、米国東部はまた大寒波ということだし、テクニカル重視で凌いていくしかなさそう。
日本時間 16時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年1月6日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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