金曜日はアジア時間にドル円が高値を107.39までつけた。そしてちょっと利食い売りに押されて、欧州時間にシフトした。先週はひたすらドル円の高値追いが続いていたので、後は買い場探しだ。中途半端なところで買うと苦しむことになる。だから入りどころには要注意だ。ただ単に買ってロングにして待っているだけではいけない。
工夫して出来ることといえば、そのときまでの高値から40ポイントか50ポイントのディップを捉えられるまで待つということだ。この場合だと106円台に突入するまでじっくりと待つということだ。押し目がない場合も想定して、上サイドも考慮に入れる。高値越えを狙うのである。
次に高いところを買っていくとしたら、107.40テイクンである。そこには買いのストップ注文を置いておけばいいだけなので、マネージは簡単だ。どちらにしても買い場を探っただけで、その後の利益を確実に保証するものではない。だからロスカットのためのストップ注文も同時にプレースするべきだ。
そういう戦術で臨んだ先週金曜日のマーケット。さすがに107円台を割り込まない。ここは買いたくなるのを我慢して、待つ。そうするとアメリカの経済指標を前にドル円が上がってきた。107.30とか見ると、高値更新ももうすぐなので買いたくなる。しかしここでも買うのを我慢する。あと10ポイントもないところで高値更新なのだ。更新するまで我慢する。
経済指標が出ると、ドル円は下がってきた。買わなくてよかったとも思われるが、それでも下げのほうも限定的。依然として107円台は割らない。今度はミシガン大学の指標期待で、ドル円は再度の高値攻め。107.35とか見るとつい買ってしまいたくなるが、あと5ポイント上にはストップ注文も置いてある。これが出来るまでは相場が動いていないとみなして、手を出さない。
朝までこの状況は変わらなかった。ドル円では結局、何もできず。週明けにFOMCを控えて、ますますドル金利の上昇が顕著になってきた。金利上昇は企業コストを増大させる。これは株価にとってマイナス要因。米国株大きく下げて終了した。ドル円はほぼ高値圏でのクローズ。本日は日本が休みで、アジア時間では動きにくかった。欧州時間からどう動いていくのか、要ウォッチである。
日本時間 17時00分
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
◆ザイFX!読者が選んだFX会社、総合ランキング1位はココ! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 | 0.4pips原則固定 | 1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼![]() |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング・トップ10、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)