昨日は日本がお休みだった。それでも早朝からドル円は上昇してきて、120円台に乗せてくる。そしてそのままアジア時間は、ほとんど動かなくなった。ずっと120.10アラウンドである。何もしたくはないほどに、動かなかった。一方でユーロドルだが、これも今年の最安値圏で張り付きのまま。1.2220あたりは何度もトライしているので、目先の抵抗度は強くなっている。
欧州時間になっても為替相場の動きは鈍い。こうなるとニューヨーク勢待ちだが、アメリカももう連休モードに入っているのがほとんどだろう。はたして動くのか。そして経済指標の時間になった。GDPは確定値なのであまりマーケットには影響はしないだろうと思っていたのだが、動かなかったドル円がぴょんと跳ねた。
ユーロドルも完全に下抜け。ドル高なのだが、最初に相場が動いたときは、耐久財受注のほうがものすごく良い数字だったのかとも思われた。なにせ為替レートの値動きを追っているだけでいっぱいいっぱいなのだ。出てきた数字の中身を逐一調べている時間的な余裕はない。
ともかくもドルを買っておかないと考えて、ユーロドルを売りこんだ。1.22台が割れそうだったところだったが、自分が売ってみたら1.21台に入ってしまった後だった。すぐにでも買い戻しできるように身構えながら、経済指標の内容を調べてみた。そうするとGDPがなんとプラス5.0%に大幅に上昇修正されている。久しぶりに見る大きい数字であった。マーケットはこれに反応したのだろう。ちなみに耐久財受注のほうは予想を下回っている。
そのステージではユーロドルの下げは1.2185あたりでカツンときて、すぐに反発。結局、私もほとんど同値みたいなところでしか買い戻せなかった。私はその日の勝負はあきらめて寝たが、ニューヨーク時間はずっとドル買いの圧力が強かった。ドル円もユーロドルもドルの高いところで止まっている。
今日の東京時間ではドル円がやや垂れてきている。これからクリスマス休暇に入るためのポジション調整が起こっているのだろう。今晩のニューヨーク市場もほぼ半日営業で、それが終わったら今週のマーケットは実質、終わりである。私も夕方以降は休んでおこうと思う。
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