昨日の欧州序盤では、ドル円は119.60あたり、ユーロドルは1.09台の中盤であった。ドル円は重そうに見えながらも、動いている値幅が小さいので、それほども大きく下がるとも思えない。目先、ちょっと118円台への突入とかは想像がしにくい。
一方でユーロドルはFOMCのときに1.10台まで上がって、その後にご丁寧に発射地点よりも安い1.05台まで下落。それがまた1.10台を目指そうとしているのだから、確かに短期的には上方向に行きたがっている。もちろんこのまま上がっても前回のラリーポイントである1.1040が見える抵抗ラインになる。
そこを抜けないと中長期のユーロドルのダウントレンドは変わらないものとされる。だからというわけではないが、このままユーロドルが上がっていっても、やはりまだ1.10台乗せは逆張りでショートにしてみてもいいのではないかと思われる。
欧州時間ではややドル売りが優勢となって進んだ。ドル円も119円台の前半まで押してきたし、ユーロドルの1.10台攻めが明らか。しかしクリアに乗せてこない。売ろう売ろうと思って見ていたが、とうとう売れずじまい。
そしてアメリカの経済指標が出る頃には、1.0940くらいまで下がってしまっていた。私も相場を画面に張り付いて見ていれば、なんとかユーロ売りもできたのだろうが、あいにく人と会って外食中であった。要するに、機動性に欠ける状態にあったということ。
私が帰宅したのは22時半くらい。確かめると指標の発表の後に、1.1028まで跳ね上がっている、実際に再度の1.10台もあったのだ。そして自分が見たときには1.0940アラウンド。また売り損なってしまったようなものだ。まあ今晩はツキが悪そうだ。こんな日は何もしないで眠るに限る。そしてニューヨーク時間はその後はダイナミックには動いていない。
今晩は大きなイベントがない。ユーロドルもドル円も昨日のレンジの中に納まりそうな雰囲気である。だとしたらそれらを上限、下限と想定したレンジ取引で臨むのが有効となりそうだ。ブレークしたらしたで、その時にストップアウトして、事前の策を考えることにする。
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