GMOクリック証券と言えば、3年連続でFX取引高世界第1位に輝くなど、FX会社の中でも勢いのある会社だ。
そんな、GMOクリック証券が、2015年4月22日(水)に、スマートウォッチ専用のFXアプリ「FX Watch!」の提供を開始したので紹介したい。
腕時計型端末「スマートウォッチ」とは?
今回、GMOクリック証券からリリースされたアプリ「FX Watch!」を紹介する前に、まず、スマートウォッチがどんなものなのか、紹介しておこう。
スマートウォッチとは、ウォッチというだけあって、腕時計型の端末のこと。身につけて持ち歩ける情報端末は「ウェアラブル端末」と呼ばれるが、スマートウォッチはその一種ということになる。
もちろん、スマートウォッチは、ただ時刻を表示するだけでなく、便利な機能が満載の端末だ。
たとえば、スマホ(スマートフォン)と連携することで、電子メールや電話の着信を受けることができるし、現在地の確認や、目的地までナビゲーションしてくれたりもする。
また、歩数や心拍数を計測してくれるといった健康管理機能まで搭載されており、ほかにも専用アプリを活用すれば、スマホを取り出さなくても、スマートウォッチだけで、さまざまな機能を使うことができる。
最近だと、2015年4月24日(金)に米アップル社から発売されて話題となっている「アップルウォッチ」も、スマートウォッチの1つだ。
ただ、今回、GMOクリック証券からリリースされたアプリ「FX Watch!」は、Android(アンドロイド)向けに開発されたアプリであり、「アップルウォッチ」では使うことができない。
ちなみに、読者のみなさんの中で、Android対応のスマートウォッチがあることを知っていた人はどのくらいいるだろうか?
記者も調べてみて初めて知ったのだが、Android対応のスマートウォッチは、ソニーやサムスン、LG電子などのメーカーから、かなりの機種が発売されているようだ。
そして、これらのスマートウォッチでGMOクリック証券の新アプリ「FX Watch!」は使うことができるというわけだ。
GMOクリック証券の新アプリ「FX Watch!」とは?
ここからは、「FX Watch!」についてもう少し詳しく見ていこう。
この「FX Watch!」をインストールすれば、GMOクリック証券「FXネオ」で取扱っている14通貨ペアのレートをスマートウォッチで見ることができる。「FX Watch!」は腕にはめて使うわけだから、手元を見るだけでサッと為替レートが確認できるというわけだ。
表示方法は、「1通貨ペア表示」、「2通貨ペア表示」、「4通貨ペア表示」と3種類の表示方法があり、さらに、表示させたい通貨ペアを選ぶことも可能だ。
そして、スマートウォッチの操作のみで、GMOクリック証券「FXネオ」で取扱う14通貨ペアのチャートを表示させることもできる。
こちらは、1分足~8時間足までの時間軸で表示させることが可能。さらに、チャート画面を長押しすると、自分のスマホにインストールされているGMOクリック証券のスマホ用取引アプリ「FXroid」を起動させることができる。
ちなみに、スマホ側にインストールしてある「FX Watch!」を使って、スマートウォッチに表示させたい通貨ペアなどの設定も可能だ。
このように、「FX Watch!」は、GMOクリック証券「FXネオ」が取扱う通貨ペアのレートやチャートなどをスマートウォッチで見ることができる便利アプリなのだが、実際にトレードする機能などは搭載されていないようだ。
また、先ほど、スマートウォッチはスマホと連携することでさまざまな機能を使えると紹介した。スマートウォッチだけを持っていても、「FX Watch!」をはじめ、ほとんどの機能は使うことができないので注意したい。
これは、スマートウォッチが、スマホとセットで使うことがコンセプトになっていて、ほとんどのスマートウォッチには通信機能が搭載されていないからだ。
とはいえ、「FX Watch!」はスマホを取り出さなくても、為替レートやチャートをスマートウォッチでチェックできる便利なアプリなので、興味のある方は試してみてはどうだろう。
「FXネオ」に変わる新たなFX取引サービスとは?
さて、話題はガラリと変わるが、GMOクリック証券では、2015年9月に、現行のFX取引サービス「FXネオ」に変わる新FX取引サービスへの移行を予定していることを発表した。
今回、GMOクリック証券が提供を予定している新FX取引サービスだが、その大きな特徴は、取引画面の大幅なリニューアルに加え、最大500万通貨まで発注できる大口トレーダー向けの取引モード、「Exモード」があること。
さらに、現在、「FXネオ」で取扱う14通貨ペアに加え、新たに4通貨ペア(ユーロ/豪ドル、NZドル/米ドル、英ポンド/豪ドル、ユーロ/英ポンド)の取り扱いを開始するとしている。
今後のスケジュールは以下のとおりとなっている。
2015年7月:デモ取引サービス開始
2015年8月:新サービス先行取引開始(モニター向け)
2015年9月:新サービス正式取引開始
2015年10月16日:現行の「FXネオ」取引サービス終了
これを見ると、2015年7月のデモ取引サービス開始から、順次、新サービスに移行していき、9月に取引開始の予定となっている。
一方、現行の「FXネオ」については、2015年10月16日(金)にサービス終了となる予定なので、新FX取引サービスと「FXネオ」が並存する期間を経て、完全移行する流れのようだ。
また、「FXネオ」で取引している人が保有しているポジションや口座に入金されている取引証拠金については、「FXネオ」のサービス終了とともに、自動的に新サービスに移管されるそうなので、それによる手続きなども不要とのこと。
また、米ドル/円0.3銭原則固定といった業界トップ水準のスプレッドがどうなるかも気になるところだが、GMOクリック証券によると、「業界最安値水準の手数料体系を維持する」としている。
とはいえ、GMOクリック証券「FXネオ」は、3年連続でFX取引高世界第1位に輝くほどのFX取引サービスだ。そのFX取引サービスを終了させて、新サービスに完全移行させるというのだから、かなりの驚きだ。
まだ、GMOクリック証券の新FX取引サービスに関する情報は少ないのだが、新しい情報が入り次第、ザイFX!でも続報をお届けしたい。
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最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
1000通貨 | 20ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
0.4銭原則固定 (9-27時) |
※相場状況により、原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合もあります | ||||
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※この表は2024年11月5日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、GMOクリック証券の公式サイトなどで確認してください |
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