昨日は欧州序盤でドル円がピョンと跳ね上がった。それまでの週の戻し高値が119.65だったものが、そこをようやく上抜けしたからだろう。特に最近はレンジ相場続きで、ちょっとでも戻ったら、そこでショートがたまる。そして少しでも抜けたらそこで買い戻すというポジショニングが多くなる。それが出てしまったのだろう。
ドル円は119.77まで上がったが、この間に特にドル円が上がるための材料も出てきていない。あくまでもテクニカルに沿った動きなのだろう。後はドル円がどこまで上昇するのか。その高値の見極めが重要となる。そこがまたレンジ相場の端っこを形成するからだ。
アメリカの住宅着工件数の結果がすこぶる良くて、それがドル高の流れを強めた。私もドル買いしなければと思って119.88で買っていった。いかにも遅まきながらである。それでもドルロングで攻めこまねばならないところ。
ユーロドルも1.13台のままだが、それでもしっかりと垂れてきている。しかしドル円は120円台乗せはならずで、私も自分のコストと同じところで手じまいするしかなかった。終わってみればドル高が進んだといっても、値幅自体はとても小さいものだった。
今日も材料に欠ける一日だったはずだが、日本株が大幅に高くなった。それでリスクテークが促され、円売りも活発化。しかしドル円は120円ちょうどにワンタッチしただけ。伸びがない。ユーロ円のほうも上がっても30ポイント程度だけ。
ドル円を買っていきたいところだが、完全に120円台に乗せてきてからのほうが安心感がある。どうせ120円台に乗せてきたら買うのだから、119円台の後半は売ってみるのもいいか。倍返しすればいいだけだ。株価は十分に上がってしまっているのだから、今度は落ちるかもしれない心配をする番なのだから。
日本時間 15時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)