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ロスカット水準引き上げの中、今も証拠金
維持率20%までロスカットされない口座発見!

2016年03月07日(月)15:10公開 (2016年03月07日(月)15:10更新)
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【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 2015年後半あたりから、ロスカットされる証拠金維持率を引き上げるよう、ロスカットルールを変更するFX会社が出てきました。今回はこの動きをご紹介するとともに、ロスカットされる証拠金維持率を20%と、今も低く設定できるFX会社をご紹介しましょう。

ロスカット水準がジワっと引き上げられている

 ざっと調べただけで、YJFX!「外貨ex」マネーパートナーズ「パートナーズFX」岡三オンライン証券(くりっく365)の3口座が2016年3月現在、ロスカットルールをすでに変更している、あるいはこれから変更することを発表しています(下表参照)。

 ロスカットが近づいていることを知らせてくれるアラート通知の水準も、いっしょに変更されていますよ。

ロスカットルールを変更するFX会社一覧

YJFX!「外貨ex」は、2016年12月には証拠金維持率100%をロスカット水準とする予定
岡三オンライン(くりっく365)のロスカット水準およびアラート水準は証拠金維持率100%まで10%ごとに各自で設定することが可能。表では、選択肢のうち、もっとも低いロスカット水準について取り上げている

 ご覧のとおり、数値は各口座で若干異なりますが、いずれもロスカット水準となる証拠金維持率を引き上げる変更。つまり、より資金に余裕があるうちにロスカットされるようになった、あるいはこれからなるということになります。

 店頭FXだけでなく、取引所FX・くりっく365についても対象となっており、これはもしかしたら某庁などからFX業界全体に対して何らかの指導が行われたからなのか? 真相は明らかではありませんが…。

 余談ですが、実は法人口座のレバレッジについても、2015年あたりからFX会社が相次いで最大100倍くらいにまで引き下げているといった動きも見られ、やっぱり何かしらの指導があったのか? なんて想像しております。

 2011年のレバレッジ規制により、個人口座の最大レバレッジは25倍と法令で定められられましたが、法人口座は対象外でした。つい最近まで最大レバレッジ200倍やそれ以上の法人口座も、結構あったのですが…。

 この件については、また機会があれば取り上げていきたいと思います。ロスカットルールに話を戻しましょう。

「ロスカット」は資金ゼロやマイナスを回避するための制度

 「ロスカット」とは、思惑と反対方向に動いた際、各社で定められた一定のラインまでくると強制的に保有ポジションが決済されてしまう制度。FX会社は、金融先物取引業協会の規則に従い、ほぼリアルタイムで取引口座がロスカット水準に達していないかどうかを監視しています。

 トレーダーのみなさんは、「強制的に保有ポジションが決済されてしまう」ということで、なんだか嫌~なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、強制的に決済されるからこそ、預け入れた資金がゼロ円、あるいはマイナスに食い込んでしまうことから守られるとも言えます(※)

(※急激に大きくマーケットが動いた際は、ロスカット水準を大きく割り込んだ水準で強制的に決済され、資金がゼロ円、またはマイナスにまで食い込んでしまう可能性もある)

 トレードスタイルにもよりますが、そもそも無理はせず、ポジションは資金に余裕のある状態で保有するのが基本。ですが、そうは言っても予想だにしないマーケットの急変に突如、巻き込まれることだってありますよね?

 2016年は特に、年始からチャイナショックは起こるし、日銀のマイナス金利導入でマーケットは動揺するし、英国のEU離脱問題で英ポンドは急落するし…。予想だにしないマーケットの急変が結構、起きています。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足

 何はともあれ、そんなもしもの時のために、利用しているFX会社のロスカットルールがどんなものなのか、きちんと理解しておくことはとても大切です。この機会に、改めてしっかりと押さえるようにしてくださいね。

ロスカット水準はどう変わるの? 具体例で確認しよう

 では、詳細に移りましょう。まず、冒頭で紹介した表を再度掲載します。

ロスカットルールを変更するFX会社一覧

YJFX!「外貨ex」は、2016年12月には証拠金維持率100%をロスカット水準とする予定
岡三オンライン(くりっく365)のロスカット水準およびアラート水準は証拠金維持率100%まで10%ごとに各自で設定することが可能。表では、選択肢のうち、もっとも低いロスカット水準について取り上げている

 大前提として、「証拠金維持率」とは、「証拠金(実際に預けたお金と含み益・含み損などの合計)」の「必要証拠金(取引額×4%)」に対する割合のことを指します。各社で表現方法が異なることがありますが、ここではそのように認識してください。

<「証拠金維持率」の算出式>

証拠金維持率=証拠金÷必要証拠金×100

 さっそく、ロスカット水準の証拠金維持率が、20%から50%に変更されることが発表されたYJFX!「外貨ex」の例を使い、ロスカットのしくみとあわせて変更内容を見てみましょう。

 たとえば、米ドル/円=100円の時に10万円の証拠金で1万通貨買う取引をしたとします。この場合、変更前と変更後のロスカット水準とアラート水準は、以下のように変わりますよ。

米ドル/円=100円 1万通貨買い 証拠金10万円
必要証拠金:4万円
最大レバレッジ:25倍(YJFX!レバレッジ25倍コースの場合)

YJFX!の変更前のロスカットルール
YJFX!の変更後のロスカットルール

 この例の場合だと、証拠金維持率20%なら証拠金が8000円を下回った段階で、証拠金維持率50%なら証拠金が2万円を下回った段階でロスカットされるということになります。アラートは、それぞれ維持証拠金率50%と100%の水準です。

 証拠金維持率20%と50%のロスカット水準の差は、およそ1万2000円(2万円-8000円)。大きいと言えば大きいし、そうでもないと言えばそうでもないような気がしますが。取引量が大きいトレーダーほど大きな差と感じそうです。

あれ? レバレッジ25倍を超えても強制決済されない?

 でも、ちょっと待ってください。冒頭でも紹介したとおり、そもそもFXの最大レバレッジは法令で25倍(証拠金維持率100%)と定められていて、証拠金が減ってレバレッジが25倍よりも大きくなったら強制的に決済されるはずじゃなかったですか?

 先ほどのYJFX!「外貨ex」の例で考えると、証拠金維持率50%の水準はレバレッジにして50倍、証拠金維持率20%の水準はレバレッジ125倍ということになり、とっくにレバレッジ25倍を超えています。ならば強制的に決済されるはず…。なぜ、そうはならないのでしょうか?

 実際、証拠金が証拠金維持率100%を下回った段階で有無を言わさずロスカットとなり、即強制決済されるFX会社もあるんです。外為どっとコムヒロセ通商がこのタイプです(アラートは証拠金維持率200%の水準)。

 先ほどのYJFX!「外貨ex」と同じ、米ドル/円=100円 1万通貨買い 証拠金10万円の例で説明するとこんな感じ。これは、比較的わかりやすいルールですよね?

外為どっとコムやヒロセ通商のロスカットルール例

 しかし、今回ロスカット水準の変更を発表したYJFX!「外貨ex」マネーパートナーズ「パートナーズFX」岡三オンライン(くりっく365)などのように、法令で定められた最大レバレッジ以上のレバレッジがかかっているにも関わらず、すぐに決済されないFX会社があるのです。

 「すぐに決済されないFX会社」では、証拠金維持率100%を割り込んでも、ロスカット水準を割り込まない限りにおいては、定められた期限内に証拠金維持率100%にまで証拠金が回復するよう、追加入金、あるいは一部ポジションを決済して余裕資金を回復すれば、引き続き、全部または一部のポジションを保有し続けられます

 そして、そうできないまま、定められた期限を迎えると、結局、保有ポジションは強制的に決済されることになるのです。

「ロスカット判定」と「証拠金判定」によって、3タイプに分類

 ポイントとなるのは、こうしたFX会社でロスカットの判定とは別に、1日1回、特定の時間帯に設けられている「証拠金判定」というルール。証拠金判定によって、口座の資金が証拠金維持率100%を下回っていないかどうかがチェックされます。

 記者が調べてみたところ、「ロスカット判定」(※)と「証拠金判定」(※)によって、FX会社は3パターンに分類できるように思えました。

(※FX会社によって、これらの名称は異なります)

 1つは外為どっとコムヒロセ通商のように、ロスカット判定で証拠金維持率100%を下回ると、ほぼリアルタイムで即強制決済となるFX会社。これをAタイプとしましょう。

 次にロスカット判定で証拠金維持率100%を下回ってもすぐには強制決済されないFX会社です。これは1日1回の証拠金判定によって、資金が証拠金維持率100%を下回っていた場合、その対応がざっくり2パターンに分かれます。

 1つは、「証拠金判定の段階で即強制的にポジションが決済されるというパターン」です。これをBタイプとしましょう。あとで詳しく触れますが、外為オンラインはこのタイプです。

 もう1つは、「証拠金判定の段階では決済されず、追証が発生。○○時までに口座の資金状況が証拠金維持率100%を上回るようにすれば決済されないというパターン(そのまま期限がきたら強制的に決済)」です。これをCタイプとします。

 今回ロスカット水準が変更されたYJFX!「外貨ex」マネーパートナーズ「パートナーズFX」岡三オンライン(くりっく365)は、このCタイプに分類できます。

 以上のAタイプ、Bタイプ、Cタイプを表にまとめると、以下のとおりになります。

ロスカットと証拠金判定のタイプ別一覧

外為オンラインはコースによってロスカット水準となる証拠金維持率が異なる
※「証拠金判定」は、SBI FXトレードでは「レバレッジ判定」、YJFX!では「追証チェック」とされているなど、各社によってルール名が異なる

 B、CタイプのFX会社については、ロスカット水準を下回らない限り、「すぐに決済されない」とはいえ、証拠金維持率100%を下回ったままポジションを維持できるのは限られた時間。会社によって異なりますが、長くて1営業日程度です。これは、あくまで追加入金やポジションの一部決済を行い、余裕資金を増やすための猶予期間のようなものと言えます。

 すぐにポジションが決済されるワケではなくとも、口座資金に余裕がない状態であることに変わりはありませんので、保有ポジションを手仕舞うのか、維持するのか、早急に判断する必要があるということを忘れないでくださいね。

ロスカット水準が証拠金維持率20%の会社があった!

 ところで、ロスカットルール変更によって、今回ロスカット水準が引き上げられたYJFX!「外貨ex」マネーパートナーズ「パートナーズFX」岡三オンライン証券(くりっく365)ですが、これらの会社と同じく、ロスカット水準が証拠金維持率100%未満に設定されている他のFX会社のロスカット水準は、いったいどのくらいなのでしょうか?

 調べてみると、証拠金維持率50%という会社が多いようでした。

FX会社各社のロスカット水準例

 どちらかというと、ロスカットルールを変更した3社のロスカット水準が20%や30%と、他のFX会社に比べて、これまで低かったと言えます。

 では、ロスカット水準が、だいたい標準と思われる証拠金維持率50%あたりよりも低い水準に設定されている会社は、もうなくなってしまったのでしょうか? いろいろ調べてみると、まだありました! ロスカット水準が証拠金維持率20%近辺のFX会社が!

 それは、外為オンライン「外為オンラインFX」アイネット証券「アイネットFX」ライブスター証券「ライブスターFX」の3社で利用できる一部のコース(下表参照)。いずれもISホールディングス傘下のFX会社です。この表ではあわせて、先ほど紹介した表、「ロスカットと証拠金判定のタイプ別一覧」によるタイプについても※で記載しています。

ロスカット水準が証拠金維持率20%近辺のFX会社

 親会社が同じということで、やはり採用している取引システムやルールが似ているのでしょうか? ロスカット水準に関するルールについても、どことなく似ている感じがします。

外為オンラインではロスカット水準が異なるコースを選べる

 各社で詳細は異なりますが、3社ともレバレッジや取引量、ロスカット水準などが異なる複数のコースが設けられており、先ほど紹介したのはその中でも、もっともロスカット水準が低い位置に設定されているコース。

 いずれも、もっとロスカット水準が高い位置にあるコースも用意されており、3社のユーザーは、自分のトレードスタイルに合ったコースを自由に選ぶことができるのです。

 ここでは、例として外為オンライン「外為オンラインFX」のコースについて紹介してみますね。外為オンライン「外為オンラインFX」の場合は、最小取引単位とロスカット水準の2つの基準を元に全部で4コース用意されています。

外為オンライン「外為オンラインFX」の4つのコース
外為オンライン「外為オンラインFX」の4つのコース

 ちなみに外為オンライン(くりっく365)は1コースのみで、証拠金維持率100%がロスカット水準として設定されています。

 店頭FXの「外為オンラインFX」については、上の表で「mini」とついているのは、最小取引単位が1000通貨のコース。「mini」がついていないのは、1万通貨のコースです。そして、「L25R」と「L25」は、ロスカット水準と証拠金判定の違いによって分けられています。

各コースの違いを確認してみよう

 「L25」は先ほど紹介したとおり、証拠金維持率20%がロスカット水準、「L25R」だと証拠金維持率100%がロスカット水準となります。

 「L25R」のロスカットについては、当記事前半で紹介したヒロセ通商外為どっとコムと同じ水準ですね。証拠金判定は、リアルタイムで随時行われており、この水準を割り込むと即強制決済されます。

 一方で、「L25」は、証拠金維持率20%がロスカット水準。外為オンライン「外為オンラインFX」の場合、早朝に設けられている証拠金判定時刻において、証拠金が必要証拠金を下回っていると強制決済されます。

外為オンライン「外為オンラインFX」L25コースの証拠金判定時刻

※必要証拠金を4万円とした場合

 しかし、証拠金判定時刻までに資金の追加やポジションの一部決済を行い、証拠金維持率100%を上回る水準まで証拠金を回復すれば、引き続きポジションを維持することが可能です。

 当記事で紹介したYJFX!「外貨ex」マネーパートナーズ「パートナーズFX」がロスカット水準の引き上げを発表した今、ロスカット水準が証拠金維持率20%で取引できる外為オンライン「外為オンラインFX」は、貴重な存在かもしれませんね。

ポジションをブンブン振り回してトレードしたい人はチェック

 そんな外為オンライン「外為オンラインFX」のスプレッドは、業界トップ水準とは言えませんが、最近ではリピート系発注機能「iサイクル注文」や損失を限定した取引ができる「オフセット注文」のプロモーションにも注力するなど、独自色が強いサービスを提供しています。

 ついでに、外為オンライン「外為オンラインFX」は、イメージキャラクターに元AKB48の大島優子さんを起用していることでも有名です。

外為オンラインのウェブサイト
外為オンラインのウェブサイト

 口座数も43万口座を突破しており、業界最大手の一角であることは間違いありません。

 できるだけ証拠金を抑えて、ハードな短期トレードで利益を狙うんだ! という方は、この機会に、ロスカット水準が証拠金維持率20%に設定できる外為オンライン「外為オンラインFX」をチェックしてみてはいかがでしょうか?

 特に、超短時間で大きめのポジションをブンブン振り回してトレードするスキャルパーの方などは、ロスカット水準という点で見ると、押さえておいて損はないFX会社かもしれません。

 ということで、今回はFX会社各社から、ぽろぽろ発表されているロスカットルールの変更に関してお伝えしました。新たな発表がありましたら、随時お伝えしていきたいと思います。

(ザイFX!編集部・向井友代)

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