昨日の欧州序盤ではドル円は104円台の前半。その前日に104円台の後半まで攻めこんだ後の敗戦処理で、ちょっと下押し。104円台を割りそうで割れてこない。103円台にはそれなりに多くのビッドも並んでいそうだ。
しかし私は103.80まで押し目を待ちたいと思い、ビッドだけして時間を過ごした。ドル円は下攻めをしたものの、ついに104円割れとはならなかった。
前日にドル円やユーロ円が上方向を攻めて失敗しているというのに、実に相場の腰は強いものがある。やはりここからでも買い進んでいかないといけないのかなと思い直しはするものの、ユーロドルがそれほどもドル高方向に進んでいるわけでもない。
そして注目されている原油相場も、軟化してきていて50ドルの大台はキープできていない。あまり積極的にドル円をロング攻めする局面ではないというのが、外部環境から判断できる。
ドル円は104.50を超えることなく、日付が変わってしまった。ちょっと上サイドには興味はあるものの、米国株も小動きが続いているし、私は寝ることにした。夜中にドル円が上がって104.60アラウンドまで攻め込んだが、今週に付けた高値を超えることはできなかった。
明日のアメリカのGDPが注目材料となっているので、今晩は相対的にイベントの少ない一日となっている。強いて上げれば、イギリスのGDP速報値にも関心が集まってもよさそうなものだBREXITが決まった後の、いろいろと投資環境が変わった後での最初のGDPだからである。
だがポンド安が進んだといっても、昨今は落ち着いているし、とくにパニック化はしていない。イギリス株もしっかりしているし、GDPにもあまり不安がるような結果にはならないだろうことが想定されている。
やはり今夜は体力温存で様子見か。ドル円もユーロドルもレンジ相場を続けているだけになりそうだ。
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