昨日の欧州序盤ではドル円は買い進まれて、117円台のミドルを超えてきた。前日の高値圏まで値を戻してきたわけである。やはり118円台乗せも時間の問題か。
その程度の思い付きで(笑)、私もドル円のロング参戦。昼間のレベルから見ると、かなり出遅れている。何で117.66とかいう、飛んでもなく高いところから買い始めないといけないのか。これもトレードだから仕方がない。
しばらくはドル円が下がりもしないかわりに、上がりもしなかった。ユーロドルも1.04台に入るものの、昨年来の安値である1.0463を手前に下げ止まってしまう。これがドルの一段高を抑制しているかのようだ。ドルロングのポジションを持っているから、なおさらそう見えてしまうのかもしれない。
すると夜の8時過ぎにユーロドルが走り始めた。新安値を付けてくると、一気に1.04台の前半まで沈みこんだ。そのまま1.03台まで見てしまう勢いだったが、やはり大台割れの手前では粘るものである。ユーロドルは為替の王様だ。
それがドル高に傾いたのだから、ドル円も上昇圧力が高まった。ドル円は118円台に乗せてきて、ドル円単独での買い戻しのストップロスもいっぱい並んでいたこともあって、118円台の中盤まで駆け上がった。
私は我慢しきれずに118円台乗せの段階から少しずつポジションを減らしていった。118.50の手前でもんだときには、その時点で完全に利食い売りは終了。次の攻めを考えていた。
ニューヨーク時間ではドル円が後退。117円台を見てしまったので、ちょっとマーケットの興味が減退した。やはり相場は生き生きとしているときが、いちばん面白い。
私はちょっとやる気をなくしてしまったのだが、一連の経済指標が出終わると、ドル金利が上昇。それが再度のドル買いを促したようだ。ドル円は再び118円台に回帰。
今日もドルの高値をトライしにいく展開が続くだろう。上値追いは慎重に構えないといけないが、とりあえず新高値で買ってみるという戦術を取るのが、当面は安全運転になりそうだ。上サイドが攻めきれずに自分のコストを割り込んで来たら、すぐにポジションをカットする。それを繰り返していくしかなさそうだ。
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