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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

米ドル反落はコップの中の嵐。ドル/円は
115.62円突破なら戦略的高値追いも!

2017年01月27日(金)17:38公開 (2017年01月27日(金)17:38更新)
陳満咲杜

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■米ドル/円の高値追いがOKとなるポイントは?

 米ドル/円の足型はより堅調であった。2017年1月3日(火)高値から下落チャネルが形成されてきたとみる場合、1月19日(木)の戻りが「ダマシ」だったと見なし、同チャネルを一段と推進したが、今週月曜(1月23日)の安値打診があっても、その後、安値は更新されず、昨日(1月26日)の大幅反騰をもって切り返しのサインを点灯した。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:Bloomberg)

 1月23日(月)~25日(水)の日足で形成された「インサイド(はらみ足)」は、昨日(1月26日)の反騰をもって上放れを確認、また、前述の下落チャネルのレジスタンスラインをブレイクしたわけだから、基調の好転を示唆。この上で、50日移動平均線(≒115.07円)の回復があれば、一段と上値トライの気運が高まるだろう(※)。

 もっとも、今週月曜(1月23日)の安値トライが、17日(火)安値と「ダブル・ボトム」を形成したとみる場合、これから19日(木)高値115.62円のブレイクがあれば、一段と上昇余地を拡大するとも言えるだろう。

 「ダブル・ボトム」を成立させるには、同高値のブレイクが必要とされるから、ブレイクがあれば、米ドル/円の底打ちを認定でき、戦略的な高値追いも考えられるのではないだろうか。

(※編集部注:編集部へ原稿が到着したあと、記事編集中に米ドル/円は上昇。115.07円を上抜け、一時、115.30円台をつけている)

■クロス円も堅調に推移、なかでも英ポンド/円がリード

 注意していただきたいのが、今週(1月23日~)に入ってから、米ドル/円はドルインデックスとの相関性を弱めている、ということだ。昨日(1月26日)までドルインデックスは一時、安値を打診していたのに対して、米ドル/円は1月23日(月)の安値を割り込めず、むしろ毎日、安値の水準を切り上げてきたので、円売りの再開が暗示されていた。

 となると、話は単純明快になってくる。

 米ドル/円はドルインデックスほど弱気変動になっていなかったから、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)も堅調に推移する傾向にあったはずだ。だから、今週(1月23日~)に入ってからの本当の狙い目はクロス円にあった。

 特に英ポンド/円の上昇は目立つ

 1月16日(月)の安値から計算すると、途中1日の調整を無視すれば、実質的にもう8日か9日の連続上昇を達成。その値幅は800pips超にもなるから、クロス円の反騰を「リード」しているようにみえる。

英ポンド/円 日足
英ポンド/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 日足

前回のコラムにて指摘したとおり、英ポンド/円の上昇は、当然のように米ドル/円のみでなく、英ポンド/米ドルの上昇とリンクしている側面が大きい。

【参考記事】
トランプ氏の米ドル高牽制発言で米ドルの反落終了か。祝大統領就任でドル高に?(2017年1月20日(金)、陳満咲杜)

 では、英ポンドの堅調はどこに起因しているかと聞かれると、やはり、ユーロ/英ポンドの下落が英ポンドの値動きを支えている側面が大きい。

前回のコラムでも指摘させていただいたように、EU離脱の「ハードランディング」を決断した英国の決断は、結果的に対ユーロの英ポンド高をもたらした。そして、そのような傾向がこれからも継続される公算が高いとみる。

 ユーロ/英ポンドの日足を見る限り、大型「三尊型(※)」のフォーメーションが形成される可能性が高まっている。実現した場合、英ポンドの対ユーロでの一段の上昇(ユーロ/英ポンドの一段下落)を覚悟しておきたい。

(※編集部注:「三尊型」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。仏像が3体並んでいるように見えるために「三尊型」と呼ばれていて、人の頭と両肩に見立てて「ヘッド&ショルダー」と呼ぶこともある)

ユーロ/英ポンド 日足
ユーロ/英ポンド 日足

(出所:Bloomberg)

■トランプ政権下では「大騒ぎ」発生がいつものことに

 ところで、最近の為替市場における主役は、主要通貨ではなく、メキシコペソに違いない。「有言実行」のトランプ氏、米墨国境線に壁を作る計画を実働させたとか、米墨大統領会見がキャンセルされたとかのニュースが連日流され、主要通貨ペアの方がやや「蚊帳の外」といった感じだ。

 が、このような事態は、トランプ政権下において「慣例化」される可能性が大きい以上、何らかの「大騒ぎ」発生にマーケットも徐々に慣れていくだろう。

 トランプ氏がこれから何を言うかはまったく想定できないが、メインシナリオの米ドル高基調はしばらく続くことが確かだ。

 とはいえ、米ドル高が今年(2017年)延々と続くわけはない。強調しておきたいのは、筆者は目先、米ドル高基調に復帰することを予想しているが、米ドル高の継続性については、おそらく再度、高値更新できるかできないかのところで見直されるはずだ。市況はいかに。

(PM1時執筆)

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