昨日はアジア時間でドル円は113円台の前半で推移した。今年の半値が113.40付近にあるので、そのあたりの動向だけが気がかり。しかしブレークするかどうかは事後的にしかわからないことだ。わかっているのは上抜けしたら、今年の上半分のゾーンでプレイすることになるので、当面はビディッシュな展開になることが想像できるだけだ。
それをトレードで実現しようと思ったら、まずはレジスタンスとしての作用を利用して、113.40のちょっと手前でドル円をショートに振ること。そして113.50タッチでロング転するのである。上サイドを攻めなかったらポジションもできない。上抜けして、相場が戻ってきたらまた損切りをする。
欧州序盤ではドル円が113.35近辺まで上がってきた。そこでさっそくドル円を売りこんだ。当初の予定通りに113.50では倍返しのストップ注文を置いておく。すると15分ほどもんだ後、あっけなく上抜け。
ちょっと113.50に触りにくい状況もあったが、結果的には113.70越えまで押し目なく上がった。世の中の多くのストップロスを期待していたのだが、あまり激しいメクリ上がりではなかったのは確かだ。株価でも歴史的な高値をやっているが、どうも過熱感がないのとよく似ている。
私は113.40で売りのストップ注文を置きながらニューヨーク勢の参入を待ったが、114円台を目指す状態となった。翌朝早くに出かける用事があったので、ストップアウトのレベルを113.80まで上げて、そのまま寝た。高値が114.20あたりを攻めていたのは目撃したが、夜中に114.30台まで攻めこんだようである。
早朝に113円台入りしていたが、私のストップ注文はダンになっていなかった。そこでとりあえず利食い千人力に励むことにした。ドル円が下がってきたのは北朝鮮が核実験をやりそうだという報道が出たからのようだ。
今夜も経済イベントはほとんどない。フランスも韓国も大統領選挙が終わって、少なくとも目先の不透明感は払しょくされている。また裏返せば、材料出尽くしということにもなる。核実験の話がどこまで深掘りされるのか。それが今日のトピックとなるだろう。
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