■ユーロ/円は135円付近への上昇も想定できる
当面はこの130円付近が目標となりやすいものの、今後ECBの出口論が活発となれば、ユーロ/円の上昇余地はさらに拡大します。
仮に130円レベルの上値抵抗を上抜けてくるようであれば、149.78円と109.57円の61.8%が位置する135円付近への上昇も想定できます。
(出所:Blooberg)
また、ユーロ/円を週足・一目均衡表で見ても、久しぶりに雲を上抜けてきました。まだ、週足・一目均衡表は三役好転していませんが、まずは雲を上抜けています。
(出所:Blooberg)
仮に、このまま雲の上側で推移していくと、遅行スパンも雲をブレイク。
さらには、現在重なっている基準線と転換線も、転換線が先行してくるものと思われます。このようにテクニカル分析でも、ユーロ/円の上昇余地はかなり拡大しているといえます。
本邦機関投資家の欧州への投資も再開され、130円へ続伸する公算が高まっているユーロ/円の動向に注目です。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で人気の西原宏一さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「トレード戦略指令!(月額:6600円・税込)」です。
「トレード戦略指令!」は10日間の無料体験期間がありますので、初心者にもわかりやすいタイムリーな為替予想をはじめ、実践的な売買アドバイスやチャートによる相場分析などを、ぜひ体験してください。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)