ナゾの検索ワード「ヒロセ MT4」、その真相は?
ザイFX!をご覧いただいている皆様は、それぞれさまざまな理由で当サイトを訪れてくださっていると思いますが(本当にありがとうございます!)、ときどき、気になる検索ワードでお越しいただいている方もいます。
その1つが、「ヒロセ MT4」というもの。
「ヒロセ」はヒロセ通商のこと、「MT4」はメタトレーダー4という意味で検索されているかと思いますが、実はヒロセ通商ではMT4口座の取り扱いはなく、ですからもちろんザイFX!でも紹介はしておりません。
ちなみに、ヒロセ通商の100%子会社であるJFXの「MATRIX TRADER」では、MT4チャートを利用することができ、MT4からのトレードはできないものの、オリジナルインジケーターを使ったテクニカル分析などが可能です。
MT4からのトレードも可能なのは、楽天証券「楽天MT4」やゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)「FXTF MT4」が代表的な口座。また、YJFX!「外貨ex」ではJFX「MATRIX TRADER」同様、分析ツールとしてMT4チャートを利用することができます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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さらに以下のコンテンツではさまざまなMT4口座のスペックが比較できますよ。
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さて、話を戻して、日本のヒロセ通商にはMT4口座はないにもかかわらず、ときどき検索される「ヒロセ MT4」、秘かにヒロセがMT4口座をスタートさせるウワサでもあるの???
と思って確認してみたところ、すでにあったんです! ヒロセにMT4口座が。こちらが証拠のウェブサイト画面です――

って、なんか様子が変? 実はこれ、イギリスはロンドンにあるヒロセ通商の子会社、HIROSE FINANCIAL UKのウェブサイトなんです!
ヒロセ通商は2010年から海外展開を行っており、その先駆けとなったのが2010年のHIROSE FINANCIAL UKの設立。その後、香港やマレーシアでも事業を展開しています。

HIROSE FINANCIAL UKウェブサイトで、会社沿革にあたる「Our History」のコンテンツを確認すると、「ロンドンでFCA規制の事業所を開設した最初の日系のFX会社」であると紹介されています。
FCAというのはイギリスの金融行為規制機構(Financial Conduct Authority)のことで、消費者保護や金融市場保護、市場の健全性の向上といった観点から金融機関を規制・管理する機関。ここの認可を受けるのは非常に厳しいとされており、FCAに登録されている=安全性が高い、と認識される傾向があります。
HIROSE FINANCIAL UKはその厳しい基準をクリアした日系初のFX会社、ということなんですね!
ただ、ヒロセブランドのMT4を使いたい!という日本居住者の人がいたとしても、残念ながら、それはできませんのでご注意を。
金融商品取引法(金商法)では海外のFX会社が日本居住者向けに勧誘活動を行うことが禁じられているのです。そして、HIROSE FINANCIAL UKも日本居住者からの口座開設申込みは受け付けていません。
ヒロセUKはイングランド銀行のすぐ近く!
ちなみにHIROSE FINANCIAL UKの所在地は、世界屈指の金融街、シティ・オブ・ロンドンの中でも、イングランド銀行(BOE[英国の中央銀行])にほど近い場所。まさに、大阪発→世界金融市場の中心へ、という感じですね!
(出所:Google マップを利用してザイFX!編集部が作成)
そういえば、昨年(2016年)6月の英国EU離脱を巡る国民投票の際に行われたヒロセ通商の特別セミナー「英国国民投票! 朝まで生ライブ!」の際に、このHIROSE FINANCIAL UKからの中継がありましたよね。
お国柄!? メインはなんとバイナリーオプション!
せっかくなので、HIROSE FINANCIAL UKのウェブサイトをもう少しチェックしてみましょう。
メタトレーダー4(MT4)もさることながら、本国ヒロセ通商と大きく違うのは、バイナリーオプションの扱いの大きさ! トップページに掲載されているバナーのほとんどが、バイナリーオプションに関するものになっています。

一番上のバナーは4画面が切り替わるローテーションバナーなのですが、残る3画面もすべてバイナリーオプション関連です。

日本のヒロセ通商にも、バイナリーオプション【LION BO】がありますが、それほどチカラをいれていないように見受けられます。しかし、HIROSE FINANCIAL UKではむしろバイナリーオプションがメインのようです。
日本のヒロセ通商【LION BO】のものより使いやすそうに見えるオリジナル取引プラットフォーム“LION Binary-Pro”の提供のみならず、指定金額の証拠金を口座に入金すると、バイナリーオプション向けのシグナルを表示してくれる、メタトレーダー4(MT4)用のオリジナルインディケーター3種が配布されるそう。
また、バイナリーオプション口座を開設すると、10ドルがキャッシュバックされるキャンペーンも実施しているようです。

しかし、HIROSE FINANCIAL UKで通常の裁量取引口座にあたる“LION Trader”や、冒頭で紹介したメタトレーダー4(MT4)口座では、ヒロセ通商の代名詞ともいえるグルメキャンペーンはおろか、キャッシュバックキャンペーンも実施していないようです(ついでに、らいおん料理長も登場していません…)。
“LION Trader”のプラットフォームは、ロゴにも「JAPAN TECHNOLOGY」の文字があしらわれているように(余談ですが、このライオンのロゴに全身があったとは!)、日本のヒロセ通商「LION FX」の取引ツールと雰囲気もよく似ています。

1000通貨単位から取引可能で取扱い通貨ペア数も50通貨ペアと、本家ヒロセ通商「LION FX」と同じ条件です。

これほど高機能のオリジナル取引ツールなのに、HIROSE FINANCIAL UKのウェブサイトを見る限りでは、メタトレーダー4(MT4)口座の後塵を拝しているように感じます。個人的にはなんというか、ガラケーならぬ“ガラFX”っぽい印象を受けました。
日本のスプレッド競争は異常!? 個人投資家大国の恩恵か
続いて、スプレッドを見てみましょう。HIROSE FINANCIAL UKの主要通貨ペアのスプレッドと、日本のヒロセ通商「LION FX」のスプレッドを比較してみると、ご覧のとおり。


ユーロ/米ドル0.8pipsや、米ドル/円の0.7pips、つまり0.7銭、ユーロ/円1.2銭、英ポンド/円1.7銭というのは、日本のヒロセ通商「LION FX」のユーロ/米ドル0.4pips原則固定、米ドル/円0.3銭原則固定、ユーロ/円0.5銭原則固定、英ポンド/円1.3銭原則固定と比べると、やや広く感じますね。
しかし、ユーロ/英ポンド1.0pipsというのは、ヒロセ通商「LION FX」と同じ。英ポンド/米ドル0.9pipsは、ヒロセ通商「LION FX」の1.0pips原則固定よりわずかに狭くなっています。
ちなみに、メタトレーダー4(MT4)の方のスプレッドはというと、米ドル/円1.9pips、ユーロ/円2.9pips、英ポンド/円3.9pipsとかなり広め。それでも、HIROSE FINANCIAL UKのウェブサイトによれば、他社と比べてかなり狭いというアピールがされています。

こうしてみると、ヒロセ通商「LION FX」の円がらみの通貨ペアやユーロ/米ドルのスプレッドの狭さが、尋常ではないことがよくわかりますね!
先日、以下の記事で、FX会社の取引高で世界トップ10のうち、なんと8社までを日本のFX会社が占めているという話題をご紹介しました。
また、日本証券アナリスト協会の『証券アナリストジャーナル』2016年4月号によると、日本は世界の中でも、為替取引のうちFX取引市場が占める取引高の割合が極めて大きく、実に銀行等の為替取引の1.3倍にも膨れ上がっているそうです。それだけ、個人投資家が多いということは、おのずとFX会社同士の競争も熾烈になってきますよね。
おかげでトレーダーは、極狭スプレッドやグルメ賞品や現金がもらえるキャンペーンなどの恩恵にあずかれるのかも!? “ガラFX!”万歳ですよね!
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
| 総合力は業界トップクラス、初心者から上級者まで多くのFX投資家におすすめ! | ||||
| ヒロセ通商「LION FX」 ⇛詳細データはこちら | ||||
| ヒロセ通商「LION FX」の主なスペック | ||||
| 最低取引単位 | 通貨ペア数 | スプレッド | ||
| 米ドル/円 | ユーロ/米ドル | ユーロ/円 | ||
| 1000通貨 | 54ペア | 0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 | 0.4銭原則固定 (9-27時) |
| ※原則固定スプレッドの配信を一時的に休止している場合があります。最新の情報はヒロセ通商の公式サイトなどで確認してください | ||||
| ヒロセ通商「LION FX」のおすすめポイント | ||||
| ヒロセ通商の「LION FX」は、国内系のFX口座としては最多の54通貨ペアを取り扱っており、ユーロ/ポーランドズロチやユーロ/南アフリカランドといった珍しい通貨ペアも取引できます。「LION FX」ユーザーの指値・逆指値(ストップ)注文状況が見られる「価格帯別注文数」や、資金管理用の計算ツール、取り扱い全通貨ペアのボラティリティ確認表、子会社のJFX社長、小林芳彦氏が発信するトレード情報など、トレードをアシストする便利なサービスを豊富に提供。取引高に応じてグルメ商品がもらえるキャンペーンも人気です。 | ||||
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| ※この表は2026年4月1日時点のデータに自動で更新されているため、本記事の公開時の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、ヒロセ通商の公式サイトなどで確認してください | ||||















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