昨日は東京時間でドル円が下がって110円台に突入した、円高がものすごく進行したというわけでもないが、米英の休み明けの動向も気になるところから、リスク回避の姿勢が強まった。しかし休み明けのロンドン市場ではリスクテークが再開。
ドル円も111円台を回復してきた。しかし依然として大きくジャンプアップするという気配は見えない。私としては今月のドル円の安値をバックにして、111.65あたりから若干、買い下がってみようと考えていたが、深押しはせず。まったくポジションはできなかった。
ニューヨーク序盤でもドル円は111円台の前半で推移。ニューヨークも休み明けだというのに、ダイナミックさがまるでない。出てくる経済指標も良いもの、悪いものマチマチで当てにならない。
動意薄のマーケットを見ていると、こちらも眠くなってしまう。ドル円のビッドはそのままにしておいて寝てしまったが、朝になっても注文はできていなかった。夜中に110.67まで下がったようだが、ちょっと足りなかったようだ。
そしてニューヨーククローズが110.85あたりだったので、どちらかというと安値引けの感じと同じだ。なぜならば111円台をキープできなかったことと、米国株が調整売りにさらされていることも関係している。そうなると私としても、もう買いたくはない。ビッドを外して次のチャンスを待つことにした。
今日は中国の景況指数が出たが、それが悪化しているのではないかとの観測が出ていたところ、おおむね予想通りの結果となった。景気のスローダウンを懸念する局面は回避されたが、為替相場では膠着が続いている。
今晩は多くの経済指標が出る。しかしどれも軽いものばかり。やはりトランプ大統領のひと吠えに勝るものはないという状況に変わりはない。私のスタンスとしてもドル円が110.20を割り込んでくるまでは、やはりドルの拾い買いだと思っている。
日本時間 16時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)