12月20日(水)■『米国の長期金利の動向』と『米国の税制改革への思惑』、そして『主要な株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の長期金利の動向』と『米国の税制改革への思惑』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・24時00分：米)中古住宅販売件数
・24時30分：米)週間原油在庫
に注目が集まる。

米国以外では、
・06時45分：NZ)第3四半期経常収支
・22時15分：英)カーニーBOE総裁の発言
・22時30分：加)卸売売上高
・翌6時45分：NZ)第3四半期GDP
に注目が集まる。

経済指標及び要人発言以外では、
・五十日(20日)
・明日に[日)BOJ金融政策発表]
・米国の国債市場と長期金利
・米国の税制改革
・主要な株式市場
・米国の金融政策(次期FRB議長パウエル氏への思惑も)
・クリスマス及び年末に向けて徐々に市場参加者が少なくなる時期
・トランプ政権へのロシア疑惑
・トランプ政権の動きや発言
・金融当局者や要人による発言
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・米国によるエルサレム首都認定問題
・原油と金を中心とした商品市場
・欧州の金融政策
・英国のEU離脱
・金融市場のリスク許容度
・サウジ情勢
・日本の金融政策
などが重要となる。


★★★

本日は、20日の五十日で、[英)カーニーBOE総裁の発言]が行われる。

米国の経済指標は、[米)中古住宅販売件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]が予定されている。

また、明日には[日)BOJ政策金利＆声明発表]及び[日)黒田日銀総裁の記者会見]を控える。

今週の為替相場は、先週末の終値よりも小幅に円売り・ドル買い方向に窓を空けてスタート。そこから、ドル円は一時112円前半まで下落したがその後113円前半まで上昇し、ユーロドルはジリジリと1.18半ばまで上昇している。

本日も、米国の長期金利の動向と米国の税制改革への思惑が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向やクリスマス及び年末に向けて徐々に市場参加者が少なくなる時期である点、米国の金融政策への思惑、トランプ政権へのロシア疑惑、地政学リスク(北朝鮮がメイン)、金融当局者や要人による発言、明日に[日)BOJ金融政策発表]を控える点などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・22時15分：英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第も、今後の金融政策への思惑で英ポンドが大きく動くキッカケに

・24時00分：米)中古住宅販売件数
・24時30分：米)週間原油在庫
→米雇用統計やFOMC金融政策発表などのビッグイベントも消化して、既に年末モード
既にクリスマス及び年末直前で、どこまで動くかがキモ
直近の為替相場は米国の長期金利の動向次第
年内に決まる予定の米国の税制改革への思惑に注意


■12月18日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/18～)に、日本の金融政策発表とオーストラリアの議事録公表を予定
▼来週(12/25～)に、日本の議事録公表を予定
▼FOMC金融政策発表(13日)明け
▼ECB金融政策発表(14日)明け
▼クリスマスでの連休入り(22日・金→英株式短縮取引＆米債券短縮取引、25日・月→日本以外休場、26日・火→日本と米国以外休場)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼米国の税制改革
▼米国の金融政策(次期FRB議長パウエル氏への思惑も)
▼年末に向けて徐々に市場参加者が少なくなる時期
▼トランプ政権へのロシア疑惑
▼トランプ政権の動きや発言
▼金融当局者や要人による発言
▼米国によるエルサレム首都認定問題
▼地政学リスク(北朝鮮がメイン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油や金を中心とした商品市場
▼欧州の金融政策
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼サウジ情勢
▼日本の金融政策

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12月20日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・五十日(20日) ・明日に[日)BOJ金融政策発表]
06:45		NZ)第3四半期経常収支	○	-42.00億	-6.18億
		NZ)貿易収支	△	-5.50億	-8.71億
08:30		豪)ウエストパック先行指数	×	-	+0.13%
16:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.2%	+0.3%
				+2.6%	+2.7%
18:00		欧)経常収支	×	-	+418億
20:00		英)CBI流通取引調査	×	+20	+26
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-2.3%
22:00		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
22:15		英)カーニーBOE総裁の発言	◎	要人発言
22:30		加)卸売売上高	○	+0.5%	-1.2%
24:00		米)中古住宅販売件数	A	553万件	548万件
24:30		米)週間原油在庫	AA	-	-511.7万
翌 06:45		NZ)第3四半期GDP [前期比/前年比]	◎	+0.6%	+0.8%
				+2.4%	+2.5%
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

年末･年始のため、12月18日～1月10日の戦略コメントはお休み

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