本日の為替相場の焦点は、『直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・26時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
・翌6時15分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・時間未定:中)貿易収支
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の税制改革
・中国による米国債投資縮小懸念
・日本の金融政策
・米国の主要企業の決算発表(今週から徐々に増加)
・トランプ政権の動きや発言
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・トランプ政権へのロシア疑惑
・英国のEU離脱
・米国の債務上限問題
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日。
米国の経済指標は、[米)小売売上高&【除自動車】]と[米)消費者物価指数&【コア】]がメイン。
その他、米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言]と[米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言]が予定されている。
今週の為替相場は、週初から円買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円もユーロドルもジリジリと下値を試していたが、中国の米国債投資に対する消極姿勢が伝わるとドル売りの流れが加速。ドル円は一時111円前半まで下落し、ユーロドルは一時1.20乗せた後に再び1.19前半まで下落するなど大きく変動した。また、昨日の行われたECB理事会議事要旨公表を受けてユーロが大きく買われ、ユーロドルは再度1.20乗せとなっている。
本日は、直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、原油と金を中心とした商品市場の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・26時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
・翌6時15分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
→中国による米国債投資縮小懸念は後退
ECB理事会議事要旨公表を受けて大きくユーロ買い
円買い・ドル売りの流れは継続
週末金曜日
直近で強まっている円買い・ユーロ買い・ドル売りの流れがどうなるかがキモ
■1月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(1/8~)に、欧州が議事録の公表を予定
▼来週(1/15~)に、カナダと南アフリカが金融政策の発表を予定
▼米雇用統計の発表(5日)明け
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼米国の税制改革
▼米国の金融政策
▼米国の主要企業の決算発表(今週から徐々に増加)
▼トランプ政権の動きや発言
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼地政学リスク(北朝鮮がメイン)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の債務上限問題
▼トランプ政権へのロシア疑惑
▼欧州の金融政策
▼英国のEU離脱
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策
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1月12日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・米国の主要企業の決算発表→ブラックロック、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、その他 |
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06:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | -9.6% | ||||||||||
08:50 | 日)経常収支(国際収支) | × | +18361億 | +21764億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | × | +3106億 | +4302億 | |||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ○ | +370.0億 | +402.1億 | ||||||||||
14:00 | 日)景気ウォッチャー調査[現状判断DI] | × | 55.1 | 55.1 | ||||||||||
↑・[先行き判断DI] | 53.5 | 53.8 | ||||||||||||
18:00 | 南ア)製造業PMI | × | - | 48.6 | ||||||||||
22:30 | 米)小売売上高 | S | +0.5% | +0.8% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.3% | +1.0% | ||||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.1% | +0.4% | |||||||||||
+2.1% | +2.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
24:00 | 米)企業在庫 | C | +0.4% | -0.1% | ||||||||||
25:30 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:15 |
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
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[12日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転する事で利益を狙う
・111円90銭まで反発した場合は一旦様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ショート&戻り売り
・ショート@111.533(1月11日~)
[12日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転する事で利益を狙う
・1.1950割れまで下落した場合は一旦様子見
■スイング・トレード基本戦略
→ロング&押し目買い
・ロング@1.20435(1月12日~)
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