昨日もリスクテークの流れがマーケットを支配した。フェイスブックの決算が良かったことからハイテク関連の株に買い戻しが入り、収支にわたって米国株は堅調。為替相場にはドル高で影響した。
ドル円は113円台に乗せてきて、その後は大崩れはしない。ちゃんと利食いの売りものをこなしながら進んでいる。またユーロドルも下げが強まり、1.13台の前半まで下がってきた。
私もユーロドルは欧州時間からショートで何度も攻めた。多くは5ポイントほどしか取れないトレードの連続。しかしあまりめくり上げられることもなく、かけた時間の分だけは報われた感じ。最終的にはユーロドルは1.13台を割り込まなかった。今年の最安値である1.1301が、テクニカルポイントとしてワークしており、いまだにサポ-ティブな場所となっている、
今日は朝の9時過ぎにポンドが急上昇した。ポンドドルが100ポイントほど上がったのだ。BREXITの交渉で何かの進展でもあったのだろうが、目先の欧州通貨売りのショートポジションにアンワインドのきっかけを与えたのは間違いない。
それほどユーロドルなどで安いレベルであるにもかかわらず、ショートキープで頑張っているが人びと多かったのだろう。私と同じですぐにでも買い戻したいショートばかり。目に見えるようである。
ユーロドルも1.13台割れを回避できたが、戻しも大きくはない。ポンドドルのほうが大きく戻ってしまっている分だけ、ユーロポンドで明確に下げてきた。つまりユーロの戻り売り圧力が増大する方向なのである。次のユーロ売りの流れが出てくれば、ユーロクロス主導でユーロドルは簡単に1.12台に突入しそうだ。
次回は粘らないだろう。そういうわけで夕方からは今年の最安値近辺でのユーロショートである。1.12台に入ってからショートにすればいいのはわかっているのだが、どうしても売りたくなってしまうのが仕方のないところ。タイトストップで万全を期して欧州時間に臨もうと思う。
日本時間 16時30分
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