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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

パウエル発言でのドル安は不十分、
一方でビットコインの値下がり激しい

2018年11月29日(木)15:27公開 (2018年11月29日(木)15:27更新)
持田有紀子

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 昨日はパウエル議長の発言に注目が集まった。といっても12月利上げは既定路線なのだし、問題は来年以降の見込みだ。同じペースで来年も4回の利上げを粛々とやるのか。それともトランプ大統領が嫌がっているのだから、何か理由をつけて利上げ停止するのか。10月初旬には「中立金利にはまだ遠い」と言っていたので、これが繰り返されるかどうかが見物であった。

 しかし今回は表現を変えて「中立金利にそろそろ近づいてきている」とした。これには資本市場が過剰に反応。もうすぐ利上げもストップかという思いは、これまで下げてきていた株価にとって好材料となった。買いたいのを我慢していた連中の買い意欲を一気に吹き出しにかかったのだ。

 その結果、発表直後から米国株は暴騰。ドル金利に言及したのだからドル相場も下がるには下がったが、ドル円もユーロドルもその瞬間の30-40ポイントほどだけが急激だっただけで、動いた値幅はたいしたことはなかった。株価暴騰の度合いからかんがみるとドル円なんか108円台くらいまで下げてもおかしくはないところである。それもそのはずで、肝心のドル金利はほとんど動いていないのだ。

 ところで最近は動かなくなって下火になってきたかの感のあるビットコインだが、ついに3000ドル台まで下がってきた。ビットコインはまだ投資目的でトレードされるのが9割以上だと言うが、それでもシカゴの取引所に上場されたのはほんの1年前である。盛り上がりの極みであったのだろう。20000ドルまでついていたのは、そんなに遠くない過去のことである。

 そもそも100ドルでも高いと言われていたビットコインだったが、500ドルを超えると歯止めがきかなくなったような展開だった。2000ドルを超えてくると、もう押し目を作らずに一方的に2万まで上がったような気がする。簡単に値段が5倍にも10倍にもなるのだから、本当に通貨として安定して使うことに耐えられるのだろうかと疑問視したことを、当時に書いた記憶がある。

 実世界の米ドルの方の世界は、そんなに物価の変化を見せていないのだから、BTCで表示されるお買い物の世界では、毎日のように物品の価格は半分になったり、2倍になったりしているのだろうか。もしもBTCワールドでも物価が安定しているならば、販売をやればやるだけ赤字が急激に積み上がる店も出てくるはずだ。

 かといって赤字を出さないために対ドルレートとの換算を気にしだすと、毎日のプライス変化が煩雑になって商売にならない。要するに通貨としての存在が疑われるのではないかとの見方が大勢を占めていたものである。

 ビットコインの値段は下がってきたが、過去の経緯を見ると依然として割高ともいえる。まだ下げる余地は十分にあるということだ。しかし変動性のほうが落ち着いてきたということで、通貨としての役割は果たせそうな状況になってきた。

 仮想通貨が盗難に遭うなど事件も多発したが、これは対処可能と言うことで大袈裟に問題視されていない。キャッシュレス社会を目指すならば、ビットコインなどの仮想通貨も仕組みはよく練られており、結構、便利なツールなのを承知しないといけないのだろう。

日本時間 15時30分


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