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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

対中制裁第4弾でドル円は急反落、
制裁関税でドル金利の下げも強烈

2019年08月02日(金)15:29公開 (2019年08月02日(金)15:29更新)
持田有紀子

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 昨日の東京市場ではドル円が109円台に乗せてきた。これは前日のFOMCでドル金利の下げ止まり感が出てきたからであり、ドルの買い戻しが強まったためである。それまでポンド安などに引っ張られて下げていたポンド円を含め、クロス円の下げにも、やや一服感が出てきた。

 ドル円の上昇で日本株が持ち直したのを契機に、グローベックスでは米国株が反発。リスク許容度のさらなる低下は免れた格好となった。ドルの買い戻しの勢いは他通貨にも及んだ。ユーロドルは早々に前日の安値を下回ってきた。1.10台の前半まで下がってきたが、一向に止まりそうな気配が見えない。

 私はドル円の109円台をロングでついていくのはイヤだったので、1.10台のユーロドルを売って攻めることにした。ユーロドルの下げのスピードは遅いものの、あまりアゲインストに会うこともなかった。持ち心地は良かったのである。

 欧州時間に入ると、今度はポンドドルが1.21台割れ。久しぶりに見る1.20台に突入した。これはBOEに金融政策によせる期待によるものではなく、純然たるドル買いの流れによるポンドロングの投げであろう。そしてついにユーロ円も120円ちょうどを割りこんできた。

 ニューヨーク序盤では、米国株は再び史上最高値に接近することとなった。しかしニューヨーク時間のランチタイム過ぎにトランプ大統領が対中の追加制裁を発表したことで、マーケットは急速にリスク回避へと舵を切った。

 中国の交渉姿勢に文句を言っていたトランプ大統領だけあって想定の範囲内のことだったのだが、それまでのリスクテークでポジションが株ロングに傾きすぎていたのも株価の下押し圧力を増大させた。米国株は逃げ切れないままに下げ続け、前日の安値をも下回ってきた。

 為替相場もリスク回避に傾いて、ドル円は2円級の下げを演じた。ユーロ円は120円割れを喫して以降は、ほとんど戻り場らしい戻りを作らずに118円台まで下げてきた。完全なリスクオフである。ユーロ円はこのまま112円台くらいまで下がっていってもおかしくはない状況となってきた。

 そして今日になってドル円は107円台に沈んだりしている。これは昨日の米ドル金利の下げが強烈だったことに由来する。10年ものの利回りが1.87%台まで下がってきて、これは3年ぶりの低いレベルだ。FOMCよりも対中関税のほうがインパクトが大きかったということになる。

 今晩は雇用統計。しかし次のFOMCまではまだ間があることもあり、今回の雇用統計の関心は低い。就業者数は16万から18万人くらいの増加が見込まれているが、この予想値よりも2、3万人のズレくらいだったら、マーケットを動かす要因にはならないだろう。


日本時間 15時00分


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