ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

世界的に利下げムード一色、
ドル円サポートティブだが要ウォッチ!

2019年08月08日(木)15:14公開 (2019年08月08日(木)15:14更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 昨日は金利に注目の集まる1日であった。アジア時間でニュージーランドが大幅な利下げをしたが、これは予想を超えるものだった。そもそもオセアニア諸国は短期資金が不足がちなので、金利は高めに誘導しておくのが常道。

 それを必要以上に下げたところにマーケットの不安心理を増大させた。またインド中銀も予想を超える利下げ。タイ中銀も予想外の利下げをした。世界的に利下げモード一色になってきているのがわかる。

 そうした中、何もやっていないのは日本だけ。黒田総裁は一度も金利を変更していないし、その前の白川総裁のときもやっていない。福井総裁のときにちょろっと利上げをしたりもしたが、すぐにゼロ金利に戻している。

 都合、速水総裁のときよりも前の松下総裁のときから日銀は金利を変えていないのではないか。そのため日本円が相対的にお買い得状態になってしまっている。それが円相場の上昇圧力となっているのも確かだ。

 利下げは本来、株価に取っては好材料のはずだが、不安が先行してしまい、世界的に株価は重い足取りとなった。前日の米国株の大きな戻しがあったにもかかわらず、再びリスク回避の勢いが強まった。ドル円はニューヨーク序盤で105円台に再突入した。

 私も105円台に入ってからのストップ的な売りで参戦。米ドルの金利がものすごい勢いで下がり始めたのだ。トランプ大統領が「FRBはもっと大きな利下げを」といって不満を垂れているのだが、それはいつものことだ。

 それでも米債の10年ものの利回りが1.60%台を割り込んでくると、文句なく株売り・ドル売りの流れが強まった。ドル円は戻り掛けても、106円台に戻すことはなかった。

 リスク回避のうけて米国株は下げに拍車がかかった。しかしドル円は前日の安値である105.50近辺で引っかかった。しかも結果的ではあるが、そこで底打ちとなった。テクニカル的にもサポ-ティブにワークし、止まるべきところで下げ止まったことで、それがショートカバーを呼び込んだ。

 私も下値割れを見ていた一人だが、割れないとわかるとお拾い態勢に入らざるをえない。そうした人が多かったのだろう、米国株の下げ幅拡大も止まったので、私も105.77でポジションをクローズした。

 昨日はドル金利が反発に転じた。さすがに行き過ぎの反省もあったのかもしれない。しかしすい先頃まで過度な利下げ期待と言っていたのに、昨今では年内にもう75ベーシスポイント分だけ利下げがあってもおかしくないという状況になってきた。

短期金利の相場のほうが間違っていると考えられていたが、やはり市場は正しかったということになりそうだ。それだけ世界的に金融緩和の方向へのプレッシャーが高まっているのだ。


日本時間 15時00分


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 ザイ投資戦略メルマガ MT4比較
トレーディングビュー記事 ザイ投資戦略メルマガ MT4比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る