本日の為替相場の焦点は、『直近で加速しているリスクオフの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の金融政策への思惑(3日と16日に緊急利下げ)』にあり。
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3月17日(火)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
09:30 |
豪)第4四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
○ | +4.5% | +2.4% | ||||||||||
+3.0% | -3.7% | |||||||||||||
豪)RBA議事録公表(3月3日開催分) | ◎ | - | - | |||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | -0.8% | ||||||||||
- | -2.5% | |||||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | - | 3.4% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | - | +0.55万件 | ||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ○ | -26.4 | +8.7 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | △ | - | +10.4 | |||||||||||
20:30 |
ト)住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | - | +1.41% | ||||||||||
- | +9.92% | |||||||||||||
21:30 | 加)国際証券取扱高 | × | - | -95.7億 | ||||||||||
加)製造業売上高 | △ | -0.5% | -0.7% | |||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.2% | +0.3% | ||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.4% | -0.3% | ||||||||||
米)設備稼働率 | B | 77.1% | 76.8% | |||||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | C | -0.1% | +0.1% | ||||||||||
米)NAHB住宅市場指数 | C | 73 | 74 | |||||||||||
米)JOLT労働調査 | B | 6400 千件 |
6423 千件 |
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翌 06:45 |
NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -28.33億 | -63.51億 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時15分:米)鉱工業生産
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第4四半期住宅価格指数
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月3日開催分)
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・19時00分:独)ZEW景況感調査
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策
・新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策(3日に緊急利下げ→16日に緊急利下げを実施済み)
・日本の金融政策(16日に緊急追加金融緩和を実施済み)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・3月末に向けてのレパトリエーション
・日本政府や日銀による円高や株安牽制発言
・欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表済み)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・英国の金融政策(3月11日に0.50%の緊急利下げを実施済み、3月26日に金融政策発表を予定)
・英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
・米国の大統領選挙への思惑
・欧州の景気後退懸念
などが重要となる。
★★★
本日は、RBA議事録公表(3月3日開催分)が行われる。
本日の米国の経済指標は、小売売上高&【除自動車】と鉱工業生産がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
週明けの為替相場は、リスクオフ方向に窓を空けてスタートした他、日本時間早朝にFRBが緊急利下げ第2弾を実施したり、日銀が緊急追加金融緩和策を発表した事で、ドル円は一時105円前半まで下落した後に106円乗せまで反発し、ユーロドルは1.12半ばまで上昇した後に一時1.11割れになるなど乱高下している。
本日は、直近で加速しているリスクオフの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑(3日と16日に緊急利下げを実施済み)が重要となる。
その他、パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策や新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念、トランプ大統領による決定や発言、原油と金を中心とした商品市場、注目度の高い米国の経済指標の発表、3月末に向けてのレパトリエーション、日本の金融政策(16日に緊急追加金融緩和を実施済み)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第4四半期住宅価格指数
・09時30分:豪)RBA議事録公表(3月3日開催分)
→豪ドルが大きく動く可能性あり
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・19時00分:独)ZEW景況感調査
→欧州勢が本格的に動き出すキッカケとして注視
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時15分:米)鉱工業生産
→引き続き、直近で加速しているリスクオフの流れがどうなるかがキモ
■3月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/16~)に、日本、トルコ、スイス、南アフリカ、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼来週(3/23~)に、ニュージーランド、英国の金融政策の発表と日本、米国(臨時会合・緊急利下げ分)の議事録の公表が予定
▼16日(月)に、G7首脳緊急ビデオ電話会議
▼20日(金)は、日本が祝日で休場
▼パンデミックに対する主要国の金融施策や経済対策
▼新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化懸念(パンデミックリスク)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の金融政策(3月3日に0.50%の緊急利下げを実施済み)
▼日本の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼3月末に向けてのレパトリエーション
▼日本政府や日銀による円高や株安牽制発言
▼欧州の金融政策(3月12日に金融政策発表済み)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼英国の金融政策(3月11日に0.50%の緊急利下げを実施済み、3月26日に金融政策発表を予定)
▼英国のEU離脱問題(1月31日にEU離脱済み、通商交渉などが焦点に)
▼米国の大統領選挙への思惑
▼欧州の景気後退懸念
▼人民元
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意・署名済み)
▼香港情勢
週明け月曜日と火曜日(毎週)の裁量トレードと戦略公開はお休み
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