【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのFXメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』で、オンライン交流会の開催が決定しました! 開催日時は、6月21日(土)20時30分からで、参加できるのは明日6月11日(水)までにメルマガ購読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)。
前回のオンライン交流会は60名ほどにご参加いただき、日足レンジ転換を繰り返すユーロ/米ドル相場などについて、詳しい解説や質疑応答などがありました。
なお、月末は平日昼間のご参加を希望する方向けのオンライン交流会を開催予定です。詳しい日程が決まり次第、こちらでお知らせします。
ユーロ/米ドルは1.0732~1.1573ドルの週足レンジを抜けないと動きが出ない。守りのトレードでチャンスと待つことも大事な仕事
先週のコラムでもご説明しましたが、ユーロ/米ドルは週足レンジ1.0732~1.1573ドルを抜けないと動きが出ません。
【※関連記事はこちら!】
⇒ユーロ/米ドルは日足レンジ転換を繰り返し、1.0732~1.1573ドルの広い週足レンジで膠着。TACOトレードに激怒するトランプの前で、個人投資家はリスクの抑制が賢明!(6月3日、田向宏行)

(出所:TradingView)
これはユーロ/米ドルだけでなく、他の主要なドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペア)でも、米ドルの方向性が弱まっている模様で、週足レンジ内の動きになっています。
私のメルマガでは5月中旬以降、積極的な攻める取引はおすすめしておらず、守りに徹するか、どうしても取引したいなら小額で、リスクを減らした取引をおすすめしてきました。
メルマガ会員の方は、動かない相場では攻めのトレードをしても労力に利益が見合わないことを経験したか、守りのトレードでチャンスを待つことも、トレーダーの大事な仕事ということを実感されたのではないかと思っています。
これはFXを続けるうえで、とても大事な経験だと思います。
ただ、日々のチャートチェックはしていても、相場が動かなければ退屈かもしれません。
そんなときなので、トレードのテクニックや相場分析から少し離れて、トレーダーとしてのスキルについて考えてみたいと思います。
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FXの裁量取引は難しい。裁量判断には「十分な経験」が必要で、経験を積むには資金と時間が必要となり、結果として遠回りしやすい
先ほどのように、相場状況によっては取引をしないことも、トレーダーとしての大事な決断ですし、取引選択のひとつです。
そもそも、FX取引は常に選択・決断の連続と言えます。
攻めか・守りか、取引するか・しないか、買うか・売るか、利益を追うか・早めに決済して逃げるか―――当たり前のことですが、すべてを自分で選択して決断しなくてはなりません。これがなかなか大変です。
そこで、私が著書やメルマガでおすすめしているのは、この選択をダウ理論に任せるということです。
なぜかというと、ダウ理論には100年以上前から相場で使われている普遍性があるからです。
この点はFM軽井沢(https://fm-karuizawa.co.jp/)でもお話しているので、文章を読むのが苦手な方は、ポッドキャストで聞かれる方が簡単かもしれません。
本日のFM軽井沢は特別ゲストをお招きしての生放送でした。
— 太田忠 (@Ohta_Tadashi) May 31, 2025
DFR(ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ)で有料メルマガを担当している田向宏行さんがご登場。「副業で手堅く稼ぐFXトレード part.1」というテーマでお話をお伺いしました。… pic.twitter.com/iKy4mvR1Kp
ただ、ダウ理論などの投資の王道より、自分の裁量判断で取引したい人もいます。
裁量取引は、要するに自分の直感による判断であり、いわば「勘」なので、理屈より感覚を重視する人はこちらを好むのだと思います。
ただ、裁量取引はとても難しいものです。なぜなら、状況に応じて裁量判断するには「十分な経験(=データ)」が必要だからです。経験が少なければ裁量は難しい一方、経験を積むには資金と時間が必要で、結果として遠回りをしやすいのだと思います。
そういったことから、FX初心者やまだ収益が安定しない方こそ、ダウ理論に従うことを私はおすすめしています。
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FX初心者が成功するには、ダウ理論による取引を繰り返して経験を積むこと。何も学ばない取引で大事な資金をなくすのは避けたい
先週(6月2日~)、この私の考え方を裏付けるようなテレビ番組が放送されていました。
NHKの「百聞はジッケンに如(し)かず(3)」というテレビ番組で、脳科学の視点から選択とはどういうことかを解明していて、とても興味深かったです(ご興味のある方はNHKプラスのオンデマンド配信を活用されるといいと思います)。
私が感じた番組の概要は以下です。
●NHK「百聞はジッケンに如(し)かず(3)」の概要
(1)直感と思う判断は、実は自分で選択していない
(2)自分で選択していないのに、後付け説明は誰でもできる
(3)未知の状況では理論に従う方がいい
(4)直感は経験があってこそ成り立つ
これをFX取引に当てはめると、(1)(4)の直感は「裁量取引」、(3)の未知の状況は「初心者にとってのFX」と捉えることができます。
こうした知見は、拙著やメルマガ、オンライン交流会でおすすめしているように、基本となるダウ理論などの理解に努めつつ、取引経験を積むことが、FX初心者の収益アップへの近道だろうという考えと一致しているように感じました。
また、ダウ理論による取引を繰り返すことで、取引経験が増えると、適切な裁量判断をするための経験値が上がっていくと思われます。
こうなれば、相場状況に応じた直感、裁量判断がより適切にできるようになるのではないかということです。
プロの人たちが裁量判断できるのは、金融機関などでの長期の経験があるからで、FXの素人が同じことをしてもうまく行かない点は、番組を見ていて納得できました。
なにも基礎的なことを学ばずにFXを始めたり、学んでも意味がない取引に注力した結果、大事な資金が底をつくということはできるだけ避けた方ほういいと思いますし、合理的ではありません。
個人投資家の資金は、自分が働いて得たお金であり、コツコツ溜めた資金ではないでしょうか。
FXトレーダーとして成功するためには、ダウ理論を好むかどうかではなく、基礎的なことを理解し、経験を積み、そのうえで自分の判断を入れられるようにする方が近道ではないのかと思っています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
田向宏行さんと、ザイFX!編集部がタッグを組んでお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施しています! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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