昨日はアメリカが休み。だから市場参加者が少なく、マーケットの動きも緩慢だった。グローベックスも半日営業で出来高も少ない。
バイデン次期政権がグリーン・ニューディールの一環なのか、カナダからメキシコ湾へのパイプラインの建造の許可を取り消したのも、意欲の表れと取られたようで、ほんの少々だがリスクテークに傾けた。しかしトランプ政権のときはパイプラインを造るというからリスクテークしまくったのに、中止になってもリスクテークするというのは、いいとこ取りも甚だしい。
この動かない相場の中にあっても、着実に値を切り下げてきているのはクロス円だ。とくにユーロ円は先週までは127円台で高値張り付きをしていたのに、米国株の調整とともにいつの間にか126円台へ。そして125円台にまでゆるんできた。昨日も125円台の前半まで垂れてきても、あまり不自然さを感じないでいる。やはりコアレンジが121円から126円というのが離れられないということか。
今晩もアメリカの金融大手の決算が出る。BOAとGSである。コロナ不況と言いながらも、かなり良い企業決算が見込まれている。失業者の多い少ないと関係なく、米経済はとても儲かって仕方がないということか。連休明けのニューヨーク勢の動向には注意したいところ。
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