本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『FOMCが控える点』にあり。
週明け月曜日。
まずは、「G20財務相・中央銀行総裁会議明け」の各市場の反応が気になるところ。
今週は先週に比べ、注目材料が多い。
米国の経済指標は、「NY連銀製造業景気指数」と「対米証券投資」、「鉱工業生産」への注目度が高い。
・「NY連銀製造業景気指数」とは、ニューヨーク地区における製造業の景況感を表す。フィラデルフィア連銀製造業景気指数とISM製造業景況指数を占うための先行指数としても注目される。
・「対米証券投資」とは、海外から米国証券への投資額。貿易収支や経常収支の赤字額との比較で重要視される。米国の赤字ファイナンスや世界的な資金の流れの分析が可能。
・「鉱工業生産」とは、鉱工業部門の生産動向に関するインデックス。製造業部門の生産性が分かり、景気全般の動向を見るために重要となる。
経済指標の結果うんぬんよりは、先週発生し加速した「ドル売りヨリの地合い」が継続するのかどうかが重要なポイントとなりそうだ。
また、不安定ながらも4日続伸している「NY株式市場の動向」への注目度も高い。
一連の下落は底打ちとなってここから更に伸びるのか、それとも一時的な反発に過ぎないのか大きな注目が集まる。
その他、18日に「FOMC政策金利&声明発表」が控えるため、思惑なども発生しやすいだろう。
本日のトレード用のエサ
・08時00分:米)バーナンキ:FRB議長の講演
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資
・22時15分:米)鉱工業生産
・22時30分:NY株式市場オープン
・25時30分:欧)トリシェ:ECB総裁の講演
3月16日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼年度末・期末要因
▼FOMC政策金利&声明発表
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けの動向
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3月16日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・G20財務相・中央銀行総裁会議明け ・週明け月曜日 |
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06:45 | NZ)第4四半期製造業売上高 | × | - | +1.3% | |||||||
08:00 | 米)バーナンキ:FRB議長の講演 | A | 要人発言 | ||||||||
09:01 |
英)ライトムーブ住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | - | +1.2% | |||||||
- | -9.1% | ||||||||||
19:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -0.8% | |||||||
+1.2% | +1.1% | ||||||||||
21:30 | 加)第4四半期設備稼働率 | × | - | 77.4% | |||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | -33.00 | -34.65 | ||||||||
22:00 | 米)対米証券投資[ネット長期フロー] | AA | - | +348億 | |||||||
↑・[ネットフロー合計] | - | +740億 | |||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | -1.3% | -1.8% | |||||||
↑・設備稼働率 | B | 71.0% | 72.0% | ||||||||
25:30 | 欧)トリシェ:ECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
26:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 9 | 9 | |||||||
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週明けの為、様子見
週明けの為、様子見
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