本日の為替相場の焦点は、『ドル売り・リスク資産買いの流れ』と『NY株式市場の動向』、そして『明日に「ECB理事会結果発表」を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いモノの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「豪)住宅ローン貸出」
・「欧)第2四半期GDP【確報値】」
・「独)製造業受注」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「米)週間原油在庫」
・「米)10年債入札(200億ドル)」
・「米主要企業の決算発表→アルコア、モンサント、コストコ」
・「中国休場(1日~8日)」
・「世界銀行・IMF年次総会(6日・7日)」
・「他の市場の動向(上海株、米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に『BOE政策金利&声明発表』を控える」
・「明日に『ECB政策金利発表&トリシェ総裁会見』を控える」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は注目度の高い「米国の経済指標」の発表はない。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き金融市場を先導しやすい。
また、金融市場の流れを見極める上で「原油や金などのコモディティ価格」からも目が離せない。
本日から「米国の主要企業の決算発表」が始まるほか、明日に「ユーロ圏と英国の金融政策決定会合の結果発表」が控える。
「米国の主要企業の決算発表」では米国の株式市場の動向に、「金融政策決定会合の結果発表を控える点」ではポジション調整や思惑による変動に注意したい。
10月5日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7財務相・中央銀行総裁会合明けの反応
▼米雇用統計発表明けの反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の金利の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼ユーロ圏の金融政策とトリシェ総裁のコメント
▼原油や金などのコモディティ価格の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国債の入札結果(5日・6日・7日・8日)
▼ドル安やリスク選好の流れの行方
▼12日月曜日が日本、米国、カナダで祝日となる点
▼中国が8日まで連休となる点
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10月7日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・中国休場(1日~8日) ・世界銀行・IMF年次総会(6日・7日) ・英金融政策委員会(7日・8日開催) ・米主要企業の決算発表→アルコア、モンサント、コストコ |
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08:01 | 英)ネーションワイド消費者信頼感 | △ | 68 | 63 | |||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | -0.5% | -2.0% | |||||||
10:45 |
米)ホーニング:カンザスシティ連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | ||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | 83.3 | 82.5 | |||||||
91.2 | 89.8 | ||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.9% | 3.8% | |||||||
18:00 |
欧)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.1% | |||||||
-4.7% | -4.7% | ||||||||||
19:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | +1.1% | +3.5% | |||||||
-19.9% | -19.8% | ||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -2.8% | |||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +280万 | |||||||
26:00 | 米)10年債入札(200億ドル) | B | - | - | |||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | -100億 | -216億 | |||||||
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NYダウ主導での市場のリスク許容度が重要。[引きつけての戻り売り]と[下落加速時の追随]
NYダウ主導での市場のリスク許容度が重要。[少し長いスパンで見ての押し目買い]と[上昇再開時の追随]。明日にECB理事会結果発表を控えるため、要注意。
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