本日の為替相場の焦点は、『米国の株式市場の動向』と『ドル買い・リスク資産売りの流れ』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高い経済指標はない。
米国以外の経済指標は、
・「独)IFO景況指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利発表&白川日銀総裁の記者会見」
・「週末要因」
・「ドル売り・リスク資産売りの流れ」
・「年末相場における各種要因」
・「他の市場の動向(米国株、米金利、金、原油、などが中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
本日は、注目度の高い「米国の経済指標」の発表はない。
本日予定されているイベントの中では、「ドイツのIFO景況指数」や「BOJ政策金利発表後の白川日銀総裁の会見」への注目度が高い。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「原油」や「金」の動向も為替相場に影響を与えやすいため目が離せない。
12月も既に後半で、金融市場は本格的に年末相場入り。
今年最後の「FOMC」を消化し、→クリスマス→年末と、ここから更に市場参加者が激減することになる。薄い商いの中での大きな変動には十分に気をつけたい。
また、先週から金の価格が大きく下落するなどリスク資産圧縮の流れが出ている点にも注意したい。
2009年に入って金融危機や景気後退が一段落した事で、ここまでドル売り・リスク資産買いの流れが続いて来た。その巻き戻しとも思われるこの流れがどこまで進むのか見極めたいところ。
その他、今週はFOMCなどのビッグイベントを消化したり、大きく変動した事もあり、「週末のポジション調整や加速」にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
・18時00分:独)IFO景況指数
※本日は、注目度の高い『米国の経済指標』の発表はない
12月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の株式市場の動向
▼金価格の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼FOMC政策金利&声明発表への思惑と発表後の影響
▼米国の長期金利の動向
▼年末相場入りで市場参加者が激減している&今後更に減る点
▼金融当局者や要人による発言
▼原油価格の動向
▼米国の主要企業の決算による影響
▼年末要因(需給、利益・損失確定等のポジション調整、仕掛け、その他)
▼ドバイ・ショックの影響
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12月18日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 | |||||||||||
09:01 | 英)BOE金融安定化レポート | × | - | - | |||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利発表 | ○ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
16:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | ±0.0% | |||||||
-5.9% | -7.6% | ||||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 94.5 | 93.9 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 90.0 | 89.1 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 98.7 | 98.9 | |||||||||
欧)経常収支 | △ | - | -50億 | ||||||||
18:30 | 英)マネーサプライM4【速報値】 | × | +10.0% | +10.8% | |||||||
英)第3四半期総合事業投資【確報値】 [前期比/前年比] |
× | -3.0% | -3.0% | ||||||||
-21.7% | -21.7% | ||||||||||
19:00 | 欧)貿易収支 | × | +58億 | +37億 | |||||||
22:30 | 加)卸売売上高 | △ | +0.5% | +0.2% | |||||||
- | 米)なし | - | - | - | |||||||
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週末の加速やポジション調整に注意。本格的に年末相場となり、火傷要注意の時期のため、様子見が主体だが、チャンスがあれば臨機応変に対応。
週末の加速やポジション調整に注意。本格的に年末相場となり、火傷要注意の時期のため、様子見が主体だが、チャンスがあれば臨機応変に対応。
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